さて、Wikipedia「インフルエンザ」の項 によると、インフルエンザは風邪とは異なり、比較的急速に発症する悪寒、発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛が大きな特徴です。のどの痛み、鼻水、咳、痰などの気道炎症による症状も併発します。合併症として肺炎やインフルエンザ脳症があります。
新型インフルエンザはA型のH1N1の変異型です。亜種と言われます。有名なのは「Aソ連型」と「スペインかぜ」 です。スペインかぜは世界的に6億人が感染、5千万人が死亡した恐ろしいインフルエンザです。日本では三39万人~48万人が亡くなっています。スペインかぜと呼ばれていますが、実は流行感染の第一波は1918年にアメリカでの流行です。それが米軍の第一次世界大戦によるヨーロッパ進攻によって感染が世界的に拡大したと言われています。特徴的なのは今回の新型インフルエンザ同様に若年層の死亡者が多かったことです。免疫過剰反応(サイトカインストーム)によるものであるという説があります。
今回の新型インフルエンザ「豚インフルエンザ」も感染源はメキシコのように言われています。
今回の新型インフルエンザ(A/H1N1、H1N1 flu)は「北米インフルエンザ」と言われています。
今回の新型インフルエンザ感染の第一波はメキシコでしたが、アメリカでの感染報告はメキシコを上回り死亡者もアメリカの方が多いために「北米インフルエンザ」と呼ばれています。
今回の新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)とは異なるものなのかは専門家ではないのでわかりませんが、「豚インフルエンザ」が最初に現れたのはアメリカです。1976年にアメリカ陸軍訓練基地内で死亡した19歳の兵隊が豚インフルエンザに感染していたことがわかりました。その後基地内で500人以上が感染していることが判明し、当時のフォード大統領は予防接種プログラムを開始、米国内で約4千万人が予防接種を受けましたが予防接種の副作用で565万人がギランバレー症候群を発症し、30人以上の高齢者が死亡したため、予防接種プログラムは中止されました。
死亡した高齢者は予防接種後数時間で謎の死を遂げているのだそうです。
今回の新型インフルエンザ(H1N1亜種、豚インフルエンザ、北米インフルエンザ)で、スペインかぜや1976年に発生したアメリカ軍内の「豚インフルエンザ」と同様のことが起こらないかと不安です。スペインかぜと似ているのは死亡者が若年層に多いことでしょう。
これから心配なのは高齢者が予防接種後に謎の死を遂げた「76年米軍豚インフルエンザ」と同様のことが起こらないかです。
新型という未知のものに対抗するためには、途上で多くの犠牲者が必要となります。国や薬品企業は多くの方々をモルモットのようにして新薬を開発していくのです。医療というのはそういうものだというのは理解できますが、正直に言わないところが嫌いです。医療従事者が先行してワクチン接種するというのは自らをモルモットとせよということだと思います。妊婦、高齢者、幼児・・・の接種には注意が必要なのではないでしょうか?
ともかく、新しい薬品やワクチンを接種される方はそれなりの覚悟が必要かと思います。
これから始まるワクチン接種によって犠牲者が発生しないことを祈るだけです。