22日、滋賀県守山市に住む7歳の男児(小学1年)が21日にインフルエンザ脳症 によって亡くなりました。新型インフルエンザによる国内18人目の死亡者となり、また最年少の死亡者(17日に死亡した横浜の男児は12歳でした)となります。さらに脳症による死亡者は初めてとなります。


死亡した男児は原因不明の発熱を繰り返す「周期性発熱症候群」の既往歴がありました。


男児は19日の朝から発熱。翌日には40度を超える高熱となりました。簡易検査でA型陽性となり、吐き気やけいれんなどの症状があったために県内の病院に入院し、ICUに治療を受けました。人工呼吸器を装着してタミフルが投与されました。


その後、別な病院の小児科に転院し治療を受けていたのですが、21日の夜になって容体が悪化して死亡しました。同日、PCR検査で新型インフルエンザに感染していたことが判明しました。


心からご冥福をお祈りいたします。


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さて、電車に乗ると、相変わらずマスクをするどころか口を押さえもせずに咳やくしゃみをされている方を多く見かけますが、インフルエンザが咳やくしゃみの飛沫によって他人に感染するということがまったく頭にないようです。


仕方がありませんね。


これからは休みの日はなるべく出歩かない方が身のためかもしれません。どうしても出かけなくてはならない場合には必ずマスクをつけるようにしましょう。それに除菌ティッシュも持ち歩いた方がいいと思います。