20日、神戸市に住む60代の女性が急性呼吸疾患で亡くなりました。国内17人目の死亡者となります。
女性は17日の夜に発熱と息苦しさを訴えたために市内の病院に搬送されました。胸部レントゲンによって左肺に白い影が発見されたためタミフルと抗生物質を投与しました。その後容体は快方に向かいましたが、20日の午後になって急変し、その後死亡したのだそうです。
女性は乳がん末期の患者さんでした。私の家内も乳がん手術を経験しているので他人事とは思えません。乳がんは肺に転移しやすいので定期的に検査し転移のチェックを忘れないようにしてください。
新型インフルエンザにとって呼吸器の基礎疾患は危険度が増すからです。