人が亡くなるというのは辛いですね。報道では「~が死亡」の1行で済んでしまいます。かく言う僕もこのブログでは「感染者が死亡」といった他人事のような軽々しい表現をしていますから反省しなくてはいけません。
これまで新型インフルエンザによって亡くなった方々に対して、心の底からお悔やみを申し上げます。
新型インフルエンザによる15人目の死者は、まだ12歳の小学生男児でした。男児は気管支喘息という既往症がありました。
YAHOO Japanのニュースによると、男児は今月の2日に発熱し近くの医療機関を受診しました。簡易検査では陰性だったので帰宅。しかし帰宅後も高熱が続き翌日、別の医療機関を受診したのですが、この際には心筋炎と診断されてICUで治療を受け、同時に新型インフルエンザの簡易検査も2度行われましたがいずれも陰性という結果でした。つまり新型インフルエンザに感染していないという結果だったのです。また心筋炎の治療を優先したためにタミフルやリレンザの投与は行われなかったたそうです。
ところが10日になって行われた血液検査では新型インフルエンザの疑いが見られたために、市の衛生研究所で詳細検査(PCR)を行うと4日後に新型インフルエンザ感染という結果が出たのです。
その後、男児は頭蓋内出血を起こして17日になって亡くなりました。
新型インフルエンザがどのように影響していたのかはまだわかっていません。
これまでの死亡例を見ますと「簡易検査では陰性であったために軽めの治療を行い帰宅させた」という事例が多いように思います。
専門家の方々には申し訳ないのですが、検査体制の見直しも一考された方がよろしいのではないかと思います。