BCP(ビジネスコンティニュティプラン)は文字通りに事業継続計画のことを意味します。
地震や水害などの自然災害によって企業の社屋や工場などが倒壊して生産不能に陥ったり、企業の役員や重要な社員さんが亡くなったり、または長く仕事に復帰できなくなったりしても、事業が継続できるように前もって計画を立てておくことを言います。
企業の事業継続を阻害する要因は、自然災害ばかりではありません。
企業の不祥事も同様です。自然災害は復帰する可能性がありますが、企業として信頼を失うことになれば、よほどの政治力がない限り事業を継続することはまず不可能でしょう。
企業の不祥事としては「不正取引」「食品偽装」「製品欠陥の隠ぺい・リコール隠し」「整備不良」「事故事件の隠ぺい」「顧客情報の流出」・・・等々、様々なパターンがあります。そのほとんどが内部告発によって明らかにされるのです。
現在感染が拡大中の新型インフルエンザなどの流行性の病気も大きな要因となります。ひとりの従業員のインフルエンザ感染によって、ほかの従業員に感染すればあっという間にその企業は休業状態に陥ります。
従業員の家族が感染した場合も同じです。家族が感染すれば、その看護にあたらなくてはなりません。看護は他人に任せるなどということもできません。なぜならば、家族が感染していれば、ご本人もすでに感染しているかもしれないので外出は厳禁です。
ところが「家族の看護で休みます」と連絡して「風邪くらいで休むな。出社しろ」と言う企業があれば、その企業はおしまいです。その企業はインフルエンザウイルスを外にばらまけと言っているのと同じですから、ウイルステロを指揮したのと同じです。この様な愚かな行為は、結果的に企業としての信頼を失うことになるでしょう。これも事業継続できなくなる一要因となります。