本日の午前7時49分ごろに八丈島東方沖を震源とする地震がありました。気象庁によると震源は八丈島東南東約100キロの海底で、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込む場所だそうです。震源の深さは57キロ。マグニチュードは6.6と推定されています。


八丈島で震度5弱以上の地震が観測されたのは37年ぶりだそうです。


この地震によって各地でも揺れを感じました。震度4は、東京都青ヶ島村で、震度3は神津島村、新島村、三宅村(みな伊豆七島です)、福島県葛尾村、千葉県館山市、鴨川市、鋸南町、南房総市、神奈川県横須賀市、横浜市、三浦市、小田原市、厚木市、伊勢原市、中井町、静岡県東伊豆町となっています。


福島県から静岡県まで広域にわたっています。


この後、午後12時42分ごろに駿河湾を震源とする地震がありました。震度は3で、震源は30キロ、マグニチュードは4.1と推定されています。


伊豆、静岡、東海・・・と、小さな地震が頻繁に発生しており、東海地震発生の不安が増長されてしまいますね。


駿河湾地震によって崩落した東名高速ですが、焼津インターチェンジから袋井インターチェンジまでが通行止めになっていましたが下り線は通行止めが解除されたものの、上り線は依然として通行止めのままです。中日本高速道路は全区間復旧は15日となると発表しました。


この影響もインターネットの通販サイトに見られるようになりました。


いくつかの通販サイトを見てみると、「東海地方で発生した地震による配送の影響につきまして」という文字が見受けられます。さらに「お盆の時期と重なって配送はさらに遅延状態になるかもしれません」という断り書きもあります。短い区間の物流路の遮断だけでも、これほどに影響が出るのです。


今回の場合、谷を埋め立てて不安定な高速道路を作った国の責任は大きいと思います。