クラウド・バスターの安全主義


今日は有明の東京ビックサイトまで出かけました。


リードエグゼグティブジャパン さんが主催する展示会「オフィスセキュリティEXPO」に行ってきました。今回は第4回で、早くも「新型インフルエンザ」の対策製品も一挙に展示されていました。

クラウド・バスターの安全主義


午後は今朝までの曇り空と強風が嘘のように晴れて、熱中症になるくらいの真夏の太陽がジリジリと地面を焼いています。

クラウド・バスターの安全主義

クラウド・バスターの安全主義


オフィスセキュリティEXPOの中の「新型インフルエンザ対策フェア」ブースに向かいます。オフィスセキュリティは企業の災害対策と事業の継続についての関連製品やサービスを展示しています。

クラウド・バスターの安全主義


防災用品としては階段でも怪我人を乗せて昇降できる器具などが初めて目にする製品で目立っていました。


「企業の事業継続」というと、突発的な災害や最悪の場合のテロなどによって起こる企業の経済的ロスやそれに伴う信頼の損失を避けるための防災用品の備蓄や、IT時代によってした企業情報の保護などを事前に計画し、それをいざという時にスムーズに実行できることが重要です。


毎年、会場狭しとばかりに多様な製品が展示され、企業コンサルティングやサービスなどについても説明される展示会ですが、今年は新型インフルエンザのパンデミックに合わせて(トリインフルエンザのパンデミックならば、こんなイベントなども開催してはおれませんけどね・・・)「新型インフルエンザ対策フェア」なるなんだか能天気なタイトルのコーナーが即席で作られていました。けれども・・・僕はこれを取材しに来たのです。

クラウド・バスターの安全主義

クラウド・バスターの安全主義


クラウド・バスターの安全主義

クラウド・バスターの安全主義


クラウド・バスターの安全主義

スーパー・ルーム・クリーン


驚いたのは電気スタンド・・・というか部屋のムードランプのようなものの中に電球を囲むように光触媒「フォトエコ(フォト・エコロジー)」が入っていて、これにウイルスを吸着させてライトの熱で死滅させるというアイディア商品です。“自然対流式触媒空気清浄”というシステムです。


浮遊するウイルスは破壊できますが、感染予防を保証するものではないということです。


大阪のジェット株式会社というメーカーの製品です。商品名は「スーパー・ルーム・クリーン」で電気スタンドタイプT-36-Lが13,000円です。他も10,000円ほどの手ごろな値段です。


クラウド・バスターの安全主義


上の写真の右がフォトエコ(光触媒)です。


ジェット株式会社 http://www.jet-japan.jp/


クラウド・バスターの安全主義


株式会社IHIさんは空気清浄機「オゾンエアクリアeZ-2000/2000D」が展示していました。発売から3年で医療・福祉業界で実績No.1となった製品です。IHIといえば船舶のような大型ものの製造メーカーのイメージですが、実は業務用(おもに医療・福祉用です)の脱臭装置や殺菌消毒装置でも有名なのだそうです。


オゾンエアクリアは、防塵フィルタ→オゾン発生器→光触媒フィルタ→オゾン分解触媒→NOx除去機能付き脱臭フィルタ→抗ウイルスHEPAフィルタ・・・と6層のフィルタが搭載された空気清浄機です。万が一、感染者が室内にいたとしても、感染者からある程度の距離があれば、くしゃみや咳による空気感染を予防することができるそうです。


またインフルエンザウイルスが付着した筆記具、机、室内の壁、ドアノブなどに接触しても感染する場合がありますが、オゾンエアクリアから“くん蒸”によって放出されたオゾンガスがウイルスを不活性化させるので接触からの感染も予防することができます。


クラウド・バスターの安全主義

オゾンエアクリア


オゾンエアクリアの「オゾンくん蒸」は北里環境科学センターの製品試験によって証明されています。


さらに新型インフルエンザ感染の疑いのある患者を隔離する時にもオプションの「簡易隔離陰圧テント」を使用すれば陰圧化での患者の隔離に使うことができます。


株式会社IHI http://www.ihi.co.jp/ozone/

次回も展示会に出展されていた新しい製品を紹介します。