防犯対策というのは難しいことです。思いもかけない時にいきなり起こるからです。地震や事故と同じようにいつ起こるか予測できないのです。地震や事故というのは建物を耐震構造にしたり、事故が起こらないように常に意識するだけで、かなりの確率で事前の対策を打つことができます。


ところがいきなり身に降りかかる他人による犯罪を防止することはなかなかできないのです。特に最近は理由も動機も不明な事件が多発しています。これらを防ぐのは単なる意識のみでできることではありません。日本では突然の犯罪に巻き込まれないようにと何らかの武器を携行して歩くこと自体が犯罪となってしまいます。海外のように自宅に銃などを置いておくことももちろんできません。


クラウド・バスターの安全主義


日本に住んでいる以上、武器によって身を守るのではなく、防具を着用して犯罪から身を守るしか道はないのです。「攻撃は最大の防御なり」ではなく「防御は最大の防御なり」でなくてはならないのです。


防御のための防具とは何でしょう?


たとえば防弾チョッキ???日本特有の鎖帷子???あれば便利ですけれど、これから夏を迎えるのに、入手できたとしてもこんなものを着こんで会社や学校になんか行けません。


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たとえば暴漢を押さえつけるためのサスマタやクリアシールド(盾)です。最近では公共施設などで装備されています。でもこんな大きなものをいつも持ち歩くわけにはいきません。


そこで、一見軍手のような「切創防止手袋」というものがお勧めです。


これは工場などで作業機械や金属機器を使って作業する方々が思わぬ怪我をしないようにと作られたものです。防弾チョッキにも使用されるケプラーという強力な繊維で作られたこの手袋は、極端な場合には暴漢の刃物を握り取ってしまうことも可能なのです。ただし、薄手のものなので(厚手のものも鎖入りの手袋もあります。こちらの方が効果は増します)完全にとはいきません。だから強くはお勧めするものではないのですが、相手の隙をつくことができるのです。それに夏場に手袋を付けているというのも見た目は良くありませんしね。


でも、最近被害が続発しているタクシーの運転手さんが、この切創防止手袋を付けているのならば違和感はありませんね。大半が首筋に刃物を突きつけられるようですから、手袋でつかみ取ってしまうことは可能でしょう。


それに防犯ブザー・・・これ1個でも効果はあると思いますが、数個を体中に付けておいてスイッチをひとつにまとめて全部を鳴らす(笑)・・・という方がより効果は増します。


しかし、咄嗟の対応はなかなか難しいので、常に防犯訓練をしておくことが重要でしょうね。だからといっていきなり空手とか柔道とか格闘技を習いに行くのもどうかと思います。では、どうしましょう?


僕はひ弱で軟弱なうえに高齢ですから(笑)、襲撃されたらとりあえず逃げる・・・もし捕まったら相手のどこでもいいから噛みつくと決めています。相手の皮膚でも鼻でも耳でも噛み取れるならば、のちのちの証拠にもなるのです。特に手首の動脈を噛み取る・・・いえいえ・・・これでは相手が死んでしまうかもしれませんね。それは駄目です。


でも武器が持てないのですから、噛みつくことぐらいしかできませんよね。普段、人間は噛みつくなんてあまりしないので噛みつくことが攻撃になるというのを忘れているのですね。武器のなかったころの太古の昔には人間だって噛みついて喧嘩していたのに違いないですよね。


さあて・・・日ごろから「噛みつき力」を鍛えておきましょうね。あ・・・切創防止手袋もお忘れなく。