石川県で空からオタマジャクシが降ってきたと話題になっています。


世界中では空から魚やカエルなどが降ってきた記録が意外に多く残っています。はっきりとした理由は解明されていないのですが、竜巻が海上で発生してそのまま陸上に上がって魚をまき散らすという説が有力です。カエルは陸上で発生した竜巻によって運ばれるのですね。


しかし、今回の場合は違うようです。


今回、石川県でオタマジャクシか降ったのは今月の4日と6日ですが、この日には海上でも陸上でも竜巻の発生がなかったというのです。


オタマジャクシが空から降ってきたという根拠はないようです。4日には七尾市(能登半島の付け根に位置し海に面しています)で約300平方メートルにわたってオタマジャクシが約100匹降って、6日には白山市(福井と岐阜に隣接しており、部分的に海に面している細長い街です)でオタマジャクシ約30匹が駐車場や乗用車の上で潰れていたのを発見されたというだけです。潰れた様子から上空から落下してきたのだと言われていますが・・・どうなんでしょうか。


4日のオタマジャクシ落下は300平方メートルの割と広域にわたっているので何かの自然現象らしい気がしますが、6日の事件は人為的な感じがします。


空から危険なものが降ってこないことを祈ります。