東京都八王子市で米国渡航歴のある女子高校生(16歳)の新型インフルエンザ感染が確認されました。都内では初の感染者確認となります。
昨日アメリカのニューヨークより帰国した八王子在住の女子高校生が、新型インフルエンザに感染していたことが確認されました。東京都福祉保険局の発表によると、女子高校生は自身が通う川崎の高校など数校が企画した海外教育“模擬国連”(11日から18日)に参加しましたが、帰国時の航空機内で悪寒発熱を申し出たようです。
ところが成田空港の検疫の結果が陰性であったため、自宅に帰宅しましたが、その後も体調が思わしくなく未明に40度を超える高熱を発熱したため20日、八王子市の感染症医療機関に申し出たということです。
その後、同日15時からの遺伝子検査によって「A型陽性新型H1N1」であったことがわかったために女子高校生はそのまま同感染症医療機関に入院したということです。
今後は女子高校生の接触行動が重要になりますが、同日23時過ぎに川崎市でも10代の女性の新型インフルエンザ感染が確認されました。この女性は八王子で感染が確認された女子高校生と同じ高校に通っており、同じ「模擬国連」に参加、ニューヨーク滞在中は、同じ部屋に宿泊していたということです。