『キンプる』を久しぶりに見た。
少し前に見た時には、とんでもなく酷かった
英語でクッキングが
今では岸君の英語が伝わるようになったメンバーと
以前に比べて料理が上手になって
それなりに美味しそうな料理が出来上がっていて
最後の岸君の試食で笑いも取っていた。
その後はチャンネル変えてしまったけど
30分から1時間になって
色んな企画を考えて、キンプリを飛躍させようと
番組側が頑張っているのが見えた。
それなのに、楽しそうに企画を行っていたメンバーの
3人が脱退&退所するんだと思ったら
人間と言うのは、プロだからなのか
『嘘』を演じることが出来るんだなぁと
アイドルの彼らがそんな人生を必死に歩んできたと思うと
切なくなった。
カッコいい見た目に、才能に、運に、努力に
色んなものが積み重なってデビューして
一生懸命駆け抜けて来たであろうが
アイドルじゃない自分の道を進むことを決めた彼ら。
正直言って、あの英語力では海外でどうのこうのじゃないだろう。
私自身、3年ぐらい前は平野君がキラキラしているように見えていたけど
今では全くそう見えず
顔のいい彼が作り笑顔で頑張っているように見えて
少し前に感じた三浦春馬君を思い出した。
三浦春馬君が亡くなる直前に
ある番組でインタビューに答えていた時
「なんてこの子は作り笑顔をするこなんだろう?」
と思って見ていた。
かつてのキラキラした顔ではなく
『笑顔』を張りつかせて彼は笑っていた。
その後の訃報に、妙にあの時の笑顔が気になった理由が分かった。
彼は何かあって、自分の人生のゴールを決めてしまった。
そんな顔が、脱退するメンバー3人に見えて来ていた。
でも、彼らは『アイドルの自分』を手放すことで
自らの命を救う方向に進んだんだろうな。
まだ、行ってない道を行く前なので
ずっと張り付いたような笑顔が5人にはあって
それはそれで苦しい半年なんだろうけど
でも、『生きていく』と決めたのなら
走り出せると思う。
そういえば
『突然ですが占ってみてもいいですか』に
有村架純さんが出演していた。
ひよっこが終わった後、とても迷いの時期に入って
女優として空っぽの状態で演じていたと。
それが『保護司』役をしてから抜けることが出来たと。
この話を聞いて
私が少し前に、有村架純さんに事について書いていたことが
ピタッと当てはまり、自分でも納得した。
やはり彼女は『中学生日記』の時の自分に迷いがあって
『保護司』の時にそれが抜けたんだな。
演技を見ていて、いいようのない嫌悪感があった中学生日記。
ひよっこの時とは違って見えて
嫌だった。
その後に何かの映画でも清純派を脱却するために
濡れ場もあったと思う。
その為に、自分を『空っぽ』にしないと
演じれなかったのかなぁ。
でも保護司役は良かった。
物にしているって思った。
可愛いのか変わらなかったけど
目黒君と共演するのを聞いて
最初はすごく嫌悪があったのを
保護司役を見て、『月の満ち欠け』を見れるって思った。
有村架純さんも30歳になるのか。
女優としても、女性としても
方向性が変わってくる年齢だものね。
『可愛さ』だけでは演じられない自分と向き合うために。
女優って女性だから、
『もう若くない』を男性よりも実感するしかないのだもの。
私だって、子供二人生んでいる既婚者だけど
もう若くない自分を受け止めるのがキツイ。
まだまだできるって思いたい。
でも、そう思いながらも人生の花は徐々に萎んでいくのだろうな。
ドライフラワーみたいに枯れていくけど
美しく見えるような風にして。
そういえば、SnowManの目黒蓮君
本当に忙しそうね。
LIVEにロケに番宣にと
でも、笑顔がキラキラしていて
彼の『目』って
すごく潤いがあるのよね。
目が特にいいなって思う。
彼の目で見る物って綺麗に映るんじゃないかなって思うぐらい
キラキラとした目で色んなものを見て吸収しているのだろうな。
人気がありすぎるので
昔からのファンではさみしい気持ちになる人もいるのかも。
アイドルって大変だ。
かごの中のように自由がないもの。
平野君たちは、そのかごから出る決断をしたわけだけど
もう、普通の人生に戻ると言うわけにもしばらくはいかないだろうけど
でも、かつて人気があったアイドルや俳優はイケメンも
今では忘れてしまっているから
ステージが変わると色んなことが変わるんだろうなぁ~