オミクロン株出現で、感染者が激増しているな。
先日開催された成人式。
この世代の若者は現役で大学に進学しても
コロナで大学に通えず、一年間オンラインを強いられた世代だ。
専門学校等は、割と緩和されたらしいけど
規模の大きい私大とかは
学費が高いのに、近くにアパートを契約したのに
大学に通えず
実家に戻ってオンラインを続ける子供がいるから
住んでもいないアパート代を払い続けた親も多いそうだ。
そんな背景がありながら、今回は成人式が中止になった地域もあり
男子はともかく
女子は振袖は2年前から予約してある家も多く
フルレンタルの支払いは高額だ。
それを直前で式が中止とかなったら
写真撮影で着れたとしても、本来の式は着れない。
オミクロンだーコロナだー
感染拡大だー
じゃあ中止だー!!
って悲しくないか?
そんな中で、成人式を開催してくれた自治体には
賛否もあっただろうに
それを全て受け止めて、開催してくれる心意気。
これは、批判することじゃないと思う。
次世代を担う若者を祝う。
大事な式だと思う。
そんな中で、情報番組では
成人式に出て飲み会を開いてクラスターが!
と、まるで犯罪集団が何かをしたかのような取り扱い。
マスコミは取れ高が欲しいからなのか
成人式でバカをする若者を追う。
そもそも、カメラがいるタイミングで
バカ騒ぎをする若者がたまたま撮れた??
そうなのぉ?ほんとにぃ?
バカ騒ぎしてくださいの依頼しての仕込みあるんじゃない?
昔、毎年荒れる成人式をマスコミが取り上げたいたけど
最近は、そんなことする若者が減って
マスコミは荒れる成人式を撮れなくて困っていると
聞いたことがある。
成人式なのにバカする若者を撮って
テレビで見せて
「二十歳にもなって何してるんだかね!
やっぱり今どきの若者は困ったね!」
となるのが定番だったけど
今となってはその時代のバカしていた若者が
中年とかになり
親になっただろうから
今の若者がそんなことする層がほとんどいない。
でも、それでも今年も派手な車に乗って
騒いでいる若者をカメラに収められたのが
謎だよね~~
待ってましたと言わんばかりのカメラワーク。
これ、依頼があったね。と
素人が見てもわかるよ。
犯罪にならない程度の騒ぎをしてもらえたら
今年の成人式にも花が添えられるのかね。
今どきの若者って
ほとんどテレビを見ない世代になって
ネット系の動画を見るので
自分が興味がない内容は見ない傾向にある。
その代わり、興味があることはどんどん入ってくる。
若者の中では、コロナの感染者数すら
気にしていない子たちもいると思う。
それが悪いかって思えばそうでもなく
もちろん、体の弱い人や高齢者には気を付けても
社会生活を、自粛だけで生きていくわけにはいかない。
ちゃんと学んで、ちゃんと遊んで
仕事をして、収入を得て、生きていく。
この当たり前が出来るように
若者は社会の力になっていくように
親世代はバックアップしないとだって思う。
コロナだからって、真面目に自粛生活出来るのは
働かなくても年金収入がある高齢者。
その高齢者が今の日本を社会の基盤を作り
次世代につなげて来た。
高齢者を支える年金や保険は、働く世代の社会保険控除で
担っている。
収入が増えると、所得税も住民税も社会保険料も増えて
沢山の控除があって
収入が増えたら増えた分だけ率も上がり
高所得者は半分ぐらい持っていかれる。
でも、その割には保証はほとんどない。
日本は低所得の人を救うようになっているし
義務教育で公立校だと
学力が低い人になるべく合わせて勉学が進む。
そう思うと、向上心がある人や勉強が得意な人には
不公平感はあるんだろうけど・・・。
それが原因で意欲が低下してしまう優秀な人も
いるかもしれないけど
なんで、低い所をすくい上げようとするのかな?
と思った時に
日本の犯罪率の低さを思う。
最近は報道がオーバーだから
すごい犯罪が増えている印象があるけど
日本の犯罪率や凶悪事件は減っていると
読んだことがある。
それでも、「誰でもよかった」と犯罪に走る
働き盛りである立場の人がいて
田舎から都会に上京して
わざわざ多くの人がいるところを狙って
巻き込んで事件を起こす人がいると
田舎の生きずらさってあるのかなと思ったりする。
どんなに頑張っても報われないって絶望してしまったような
そんな若者の事件があると
田舎から上京するような丈夫な体があるのに
何かできなかったのかと
思う時もある。
自分が不幸だと思って、自分より幸せそうな人を
巻き込もうとするのは
その人の見て来た人や出会った人に
そういった思考を植え付ける何かがあったのかも。
でも、世の中にはどんなに嫌な思いをしても
それを打ち消すほどがんばる人もいる。
体が丈夫じゃなくても
考えで生き方を変えられたり。
私自身、色んな試練や辛いことがあって
気持ちが何度も折れてしまう時があるけど
それでも、今の現状や環境が変えられないとしたら
この場所から逃げるよりも
『自分の思考を変える』
という手段を取るようにしている。
たった一言で、人は心が折れそうになる時がある
でも、折れた後
もっとそこを強くしようと思う。
嫌なことがあれば、苦しいけど
それを『経験』として乗り越える考えを及ばせる。
そうやって、母の介護も乗り越えて来た。
自分の親に、沢山傷つけられて苦しかったけど
でも私は憎んではいない。
私自身が親との本当の自立を
自分の力で生きる術を得ることが出来た。
母の介護が終わり、母の葬儀をして
3年がたとうとしているけど
そこを乗り越えたことは私には大きい。
母が亡くなって、葬儀を迎えて
49日の香典返しを送るまで
その経過はほとんど私が担った。
父はお金は出したけど、段取りはしていないし
兄は父と共に喪主だったけど
全部色々段取りしてから帰省した。
葬儀で行うことは多岐にわたるけど
担当者の方は、すべて私が段取りしているのを
察知して、様々なことを確認してきた。
そういったことを、冷静に行う事は
私の中で大きな出来事だったけど
その姿を息子たち見せながら
通夜と葬儀の受付のサポートを
息子たちにもさせた。
本来はまだ高校生と中学生の
息子たちにさせるかどうかなのかもだけど
夫と、妹の夫と共に
一緒に受付に立ってもらった。
あと数年したら、あなたたちも大人になる。
おばあちゃんは、身をもって
孫たちを成長させるために
この場を設けてくれたのかとも思った。
母の死は
子供の私よりも
孫たちの成長のためにあると思った。
人が亡くなるのは本当に悲しくて
この世から母親が亡くなることは
子供にとって見たら悲しい。
でも、人は必ずいつか死ぬ。
それが親が先に亡くなるという
順番を持って
孫たちにも見せてくれた。
母が闘病中は、子供たちにとっても
見るのも辛い姿の時があった。
でも、何度も病院に介護施設にと行った。
今はコロナでそんなこともできないけど
母はコロナが発生する1年前に旅立ったので
葬儀も多くの人が参列してくれた。
亡くなって3年たち
いつもと変わらない日常を送っているけど
はたと、
あー・・。お母さんはもういないんだよな。
と思うと、もう自分は母から自立して生きているんだなと
思う時がある。
悲しいとか、苦しいとか
そういった感情より
もう会えないんだという現実は
時々、ぽっかりと開いたような穴があるけど
それでも、毎日は続く。
私の命だって永遠ではないし
母と同じぐらいまで生きるとしたら
あと20数年だろう。
長い?いやあっという間なんだろうな。
人間が生まれて20年。
成人式。
色んなことがあったけどあっという間だ。
最近思う。
人間ほど、生まれた時から風貌が変わる生きものって
どれぐらいいる?
オタマジャクシはカエルになるし
ヤゴはトンボになるけど
馬やライオンや象など
哺乳類って見た目の変化は人間ほどないよね。
人間は生まれてしばらくは歩くこともできず
誰かの力を借りながら成長するしかない。
誰の力も借りずに大きくなるのは
ムリな生き物だ。
鳥だって、卵からかえって巣を旅立てば
自分の力で餌を探すだろう。
でも、人間は
学校に通う年齢になっても
誰かの世話にならないと食べることが出来ない。
食料を手に入れられない。
幼少期に親と別れたりいろんな事情がある子も
確かにいるけど
大多数は、親元で育ち
そして自分で稼げるようになって
家を持ち巣立っていく。
最近は、それがうまく行かなくて
いつまでも親元にいる子も増えてきたけど
でも、親だっていつまでも生きてはいない。
私自身は20代で
親元を出て、夫と結婚して生きてきた。
子供が産まれても稼ぎが少ない時期もあり
節約して生活していた時期だって
今思えば面白かった。
私はお金をやりくりするのが子供の時から長けていて
どんなに低収入でも、お金がなくて困ったことがなく
給料が安い若い時でさえも
友達に誘われると、海外旅行に行ったりした。
「お金がないから出来ません」
それは絶対にもったいない。
息子たちにも、お金がないから何かをあきらめて欲しくないから
子供が生まれた時から、それぞれ貯金をして来た。
でも、その貯金以外にも
息子たちが小学校になると
個人の通帳を作ってあげて
お年玉を貯金させた。
長男は何度もそこから好きなものを買って
思うほどたまらなかったけど
大学進学祝い金も、そこに入金して
長男が一人暮らしをするときに
何かの資金にしたらいいと渡した。
毎月の生活費以外に
その貯金が長男の交友関係や趣味の
バックアップになっている。
次男も、長男程お金を使わなかったので
兄の3倍ほどの貯金がある。
彼にも一人暮らしをする時が来たら
渡そうと思う。
息子たちは、私がお金の管理が長けているのを知っていて
それぞれ、私に通帳を預けている。
私はそのお金を使うことはないので
しっかりと貯めていける。
夫の通帳も結婚以来渡されて預かっている。
夫は独身の際に、給料日前にお金がなくなってしまうような
お金の使い方が豪快過ぎる人で
貯金すらほとんどなかった。
なんなら、学費のローンが残っていたから
マイナスから始まった生活だった。
私もそんなにある方ではなかったけど
夫よりはあった。
その初期のお金をやりくりして
結婚当初は、同居しないでアパート暮らし。
アパートだって、私が探して決めたところ。
狭いアパートだったけど
そこで次男が生まれる直前まで生活していた。
次男が生まれる2か月前に
義父母が住む夫の実家に増築して
二世帯同居をすることになった。
最初は、キッチンも風呂も一緒に使い
寝る場所だけ作ればいいと義父は言ったけど
私は、ローンを組むことになっても
水回りと玄関は別にしたいと主張した。
当時の夫の給料は安く、貯金もまだ
そんなにたまってなくて
増築は多少の義父の援助があったけど
足りない分を出すには大きな増築が出来なくて
小さめな家を建てて、母屋と繋げた。
そのつなげた廊下から、義母はよく来て
声をかけてきたり
遊びに来た友達が家の前に車を止めていると
どこの誰が来たんだと、毎回聞いてきたり
何時に起きて何時に寝ているとか
今日は出かけたとか、全部チェックされていて
いない時は、勝手に家に入っていたり
嫌な事も色々あったけど
それでも、それぞれ全部乗り越えて来た。
お金があれば、もっと大きな家を建てれたのになぁと
思うけど
気が付けば、義母は認知症になり何もわからず
義父だって80過ぎて疲れ気味。
いつかは大きな母屋は空き家になる。
そう思うと、改装費とかもあるもんなぁとか
色々先を考えたり。
そのうち、長男が戻ってきて住むのか
それとも古民家を生かして何かするのか。
色んな世代が交代して残してきた家を
次はその世代が担っていく。
20年ってあっという間なのに
人が成長して、そして老いるには
十分な年月なんだ。
コロナだからって
成人式をなくすなんて
若者の気持ちを考えて工夫する方が絶対にいい。
その後の飲み会でクラスターとか
大きく報道しないで
仲間が多い若者が
この先の時代を担ってくれると思うのだから。
コロナで自粛を続けるのは無理。
様々な職種で
コロナで儲かった業種もいるけもだけど
飲食とか旅行とか
もう、いい加減自粛じゃ成り立たないよ。
コロナにかかると、速攻死に至る病気ではなく
数日で回復するぐらいになっているのなら
ある程度の社会生活を維持してほしい。
それよりも、コロナが早く激減して
次の時代になれるように。
このブログも
何年か過ぎて読んだら
そんなこともあったな~って思うのかな。
成人するって、担う事。
背負える大人になるように、力をつけて欲しいな。