ジブリ映画って、子供たちが小さい時の定番というか
一番最初に、映画館に子供を連れて見に行った映画が
『ハウルの動く城』
当時、保育園児と未満児の二人を連れて
近所のおばちゃんに誘われていったのだけど
映画の内容がわかんなかったのか
途中に騒いじゃって・・・前に座っていた親子連れから
「静かにしてもらえませんか!」と注意されて
子供たちを注意したら余計に騒いじゃって・・・
映画を見るどころじゃなくなった。
子供がどれぐらい大きくなったら映画館でジブリ映画を楽しめるのかなと
ちょっと悲しい気持ちだったけど
当時の息子たちは意に介さず。映画館に来たことが嬉しかったようだ。
その話をある程度大きくなった長男にしたら
「俺だったら嫌だなー迷惑なガキんちょだったな」と
自分たちの記憶がもうないよね~~
長男は幼い時にすごくジブリ映画を見た。今も結構好きみたい。
次男は一緒に見ていたけど、ジブリ映画が苦手だそうだ。
『怖い』らしい
なんか、薄ら怖い。
それは私もよくわかる。
ジブリ映画は何かしらのメッセージ性があるけど
それをハッキリ説明しない。
受け止める側がそれぞれに解釈するのを期待しているそうだ。
長男が幼すぎてまだ映画館に行けない時
『千と千尋の神隠し』があった。
まだ乳児だったので行けないのは当然で
私もジブリはそんなに見る方じゃなかったので
気にもしていなかったけど
3歳になる前あたりに、「せんとちひろ見たい!」と言い出した。
千と千尋の神隠しは何かしらの賞を受賞して有名になり
話題が長く続いていたから。
でも、一方であの映画はあんまり子供に見せない方がいいというのも
言われていて、私はまだ幼い長男には見せるつもりはなかったのだけど
どうしても見たい!と言ったので
オフハウスなどを回って、中古ビデオ買おうかなって思った。
レンタルにしなくて買おうと思った理由は自分でも覚えていないけど
長男と一緒に、背中に次男をおんぶして
色々回って、オフハウスで買えたんだよな。
その時はVHSビデオで
それこそ、擦り切れるまで見るぐらいに長男ははまって
何度も見ていた。
私もながらで見ていたけど
最後に、千尋は現代に戻って
両親と一緒に、引っ越し先の家に着くと
引っ越し業者さんが着いていて
「困りますよー」って言われていて
千尋は一人で近くの川をのぞき込んで
「ハク?」と
現代に戻って忘れていたのに
川の中に光るものを見つけて、ハクを思い出したような感じで
ラスト終わっていたと思う。
そのラストがすごく記憶に残っていて
でも、テレビで最近も千と千尋が放映されていたけど
どうやらラストが変わっているみたい。
私は先日のテレビは見てないのだけど
SNSで言われているのを見て
へ~そうなんだ~と思って
少し調べたら『幻のラストシーン』として語り継がれているとか。
あのシーンを見た人は確かに存在しているのに
でも、公式では否定されていて。
尚の事、謎が深まっているみたいね。
約20年前に映画館で上映されたから
その時の記憶なんじゃない?とか言ってる人もいたけど
いやいや、映画館に行ってないけど見ましたよって思うし。
でも、VHSのビデオデッキが我が家からなくなったので
確か千と千尋のビデオも断捨離しちゃってもうないもんな~
だから、確かめようがないよの。
だけど、VHSビデオの中でも
そのシーンが入っていないビデオもあるらしく
DVDには完全に入っていないし
同じ映画を見たのに、自分が知っている記憶じゃないラストを
他人が話しても、信じられない!って人は居て
SNS界隈では、たびたび言い合ってるみたいだなぁ。
認知症もさ、自分自身の記憶が正しいって思っているから
80歳の義母さんが自分が40代だと思えば40代なのよ。
今ある記憶で生きているなって状態で認知症は進行して
今では、瞬時に記憶をなくし過去も忘れたから
瞬間記憶で生きているから
人間の記憶って、自分の記憶がすべてなんだなぁって
そう思うと、他人の記憶で何を言われても
自分の記憶が正しいって言うのは
認知症は関係ないんだけど
人間の記憶が好きに操作できるなら
その人が経験した辛い出来事を
幸せな記憶に変えることも可能?
でもね・・・
例えば、立ち直れないぐらい辛い失恋が
失恋しなかったことになった場合。
相手がまだ自分を好きだって思い込んで
その人に会いに行ったら、相手にしてみたら怖いよね。
なんならストーカー扱いされちゃうよ?
辛い記憶を改ざんするって、簡単な事じゃないよね。
ちなみに
認知症の人は、食べたことを忘れると同じで
痛みも忘れちゃうんだって。
だから、徘徊して転んでケガをしても
その痛みを忘れちゃうそうで・・・。
知り合いの人が言ってたけど
骨折しても歩き続けて、途中で歩けなくなって行き倒れたって
話しを聞いたときにぞっとした・・・。
寒い冬に外に出ても、寒さを忘れてしまうから
寒い!と思うのは瞬時で
その瞬時を感じつつも歩き続けちゃって
結局、冬場は凍死などで見つかる場合もあるって・・・。
認知症の怖さを知ると
毎日義母さんは施設に通っているけど
それは義母さんにとって安全なことなんだよな。
施設に朝早くから夕方遅くまで行ってるけど
返ってくると外が暗いから、とりあえずは外には行かない。
でも、「帰ります」と仕度をしたりするけど・・・。
千と千尋を子供とみていた時期は遠い昔だけど
大人になってチラチラ見て見たら
色々違和感があったことは、今も違和感なんだな。
まず、お母さんが千尋に冷たいのよね。
『崖の上のポニョ』のお母さんも
幼い息子置いて、仕事場に行くのを優先するのに
違和感があったけど
ジブリ作品に出てくる母親は
子供を突き放す感じが多い。
『魔女の宅急便』のお母さんは娘を成長のために外に出すし
『となりのトトロ』のお母さんは病気で家に居ない
『ハウルの動く城』には母親らしき人は出てこないし
『風の谷のナウシカ』にもいない
『天空の城ラピュタ』にもいない
他はよく見てないからわかんないけど
『母親』と『子供』の関係に距離がある。
でも、子供は他人である『女性』との関りがあって
おばあさんだったりが出てくるのよね。
天空の城ラピュタはボスの女性がシータを可愛がってくれてた。
魔女の宅急便もパン屋のおかみが優しかった。
となりのトトロはお母さんは病気で姉が妹の面倒を見ていた。
ハウルの動く城はおばあさんになって女性がハウルにとって大事な女性になった。
私がすごく嫌悪感を感じたのは
崖の上のポニョの母親が、息子とは対等な立場でいたい様子で
離れている夫と会えないのをすねたり、仕事場で自分の責任を優先したり
幼い息子を一人にしたりしたのが
当時、同じぐらいの息子がいたから
ありえない!!って思ったんだよなぁ。
私は当時は専業主婦で子供のそばにいたから
あんな風に自由に生きている母親が許せなかったのかな?
思えば、母親の声優役は山口智子さん。
千と千尋の母親の声優は沢口靖子さん。
2人とも、お子さんはいない女性なのよね。
美しく男性にも女性にも人気が安定してある。
でも、母性はない。
「私は私よ!」という生き方を本気でしている。
山口智子さんは結婚してご主人と仲がいいので
子供がいないことで人生に悔いはないって
カッコよくいきているから
本当にそうなんだろうなぁ~って思うけど
でも、心の底から冷たい何かがあるのよね。
絶対に、入らせない領域って感じ?
どうやら、親子関係で苦労しているようなこと
見たことあるけど
ぶっちゃけ、親子関係が良くないから
子供はいらないって思ったとしたら
そうかぁ。自分自身が子供のままでいたいんだろうなって思ったな。
子供がいる場合って、本当に思い通りにならないことがあるし
親子関係がどうであれ
自分が親としてどうするかって、全く別だもんな。
親が酷かったとか思っても
それが子供を育てることに影響があるとしたら
自分の価値観が親の影響があるのだけど
でも、その価値観を子供はぶっ壊すもん。
本当に、子供って
自分の意思を持って成長するし、違う個性だなって思う。
それを知る事でも、自分の人生の好き勝手な自由が
なくなったとしても
新たな価値観を見せてもらえて
子育ては試練と修行の先に、楽しさや面白さがあるなって思う。
まぁ、子供が出来なくてつらい場合は
これを言われたら辛いと思ってしまうのかもだけど
私自身も、不妊治療をしてきて
手術までした先に、子供が授かったから
痛くて辛くて、精神的に追い詰められるのはわかっている。
でも、自然に任せようとかそんなこと言えるほど
私が嫁いだ先の家は「子供早く早く」とうるさかったし
田舎の長男だから「男の子が絶対!」みたいに言われて
夫の実家に行くたびに、すごくプレッシャーだったもんな。
マジであの、義父の子供!男子!との言いぶりは酷かった!!
義弟が子供が出来ないけど
まったく義弟嫁には言わないのにな。
長男嫁の立場の辛さってないよな。
まぁなんにしても、息子が二人生まれてくれたので
ありがとうって思う。
私は娘がいないけど、それでよかったと最近はほんと思うし。
息子は自分らしく生きてくれたらそれでいいって思うよ。
私自身は、母から最期の最後に認めてはもらえなかったなって
思って悲しい気持ちだったし。
私に求めすぎる母に心が折れてしまったからなぁ。
そういえば、母が生きている時
私は何度か、『いのちの電話』で
母親との関係に悩んで話を聞いてもらったことがあったな。
20年以上前は、まだ電話がつながりやすくて。
相談したのは母に昔言われたことやされたことが
心の傷みたいになって、自分に自信がない。
母にあの時の事を謝って欲しいと思っていたら
覚えてないと言われたとか。
そんな相談したんだよな~~
そしたら、相談員の人が
「人は自分の都合で記憶を忘れてしまうことがあるみたいで
お母様にとって、その時の記憶は自分の都合に合わせて
本当に覚えていないのかもしれないですね」
と、言われた時に
えーー!!そんなことあるの!?と思ったけど
その言葉は、その後じわじわと
私の中に入ってきて
そして、母を許そうと思う道しるべになったもんな。
世の中でよく言われている
母と娘の関係。『毒親』とか?
母に支配される娘とか
色々母と娘の関係が難しいことってあるみたいだけど
それでも、母を頼りにしていたし
子育てで助けてもらったこともあったし
感謝だって沢山あるのに
なのに、自分がうまく行かない時って
親のせいだって思ってしまうのだろうな。
人間の記憶なんて、自分の都合のいいように上書きされるんだよ。
だから、同じことを話しても
人それぞれ解釈が違ったりね。
千と千尋の神隠しの映画は
そんな風に、母親との関係や
人の記憶のことなど、すごく巧妙に仕掛けがあるんだろうね~
でも、アニメ作っている人たちが
けっこう変わり者というか・・・
宮崎駿監督も変わっている視点があるし
自分の中にある思考とかをアニメという作品に透過して
それを評価されるってのは
面白い人生だろうな~~って思う。
世の中って、すごく良作があっても
多く日人に評価される作品の方が、素晴らしいってなるけど
ジブリ作品は、理解できない要素をたくみに散らばらせているから
ある意味、ミステリーみたいになって
余計に気になるんだろうね。
幻のラストシーンなんてさ
絶対にあるのに
公式で否定することで、謎になっているじゃない?
それも戦略なんだよね。
確かにあるものを無かったことにする意図がなんなのかは
わかんないけど
たまたま公式Twitterスタッフが若くて知らなくて
否定しただけかもしれないし。
自分が見た映画のラストシーンが違うから
それはないって言いきれるとかね。
みんな自分の記憶が正義だと思っているじゃない?
でもさ、その正義は事実とは限らないのよ。
でも、事実がすべて正義でもない。
ラストシーンを無かったことにする意図は確かにある。
それが正義でというよりも都合の場合もある。
都合になると、正義じゃなくて
自分勝手になるもんね。
千と千尋の神隠しは自分勝手に解釈して欲しい作品なんだろうな。
ぶっちゃけ、私は好きじゃないけどね~~あの映画は。
ディズニー映画の方がまだいいのかな。
変に難解にしないで、夢を与える感じでさ。
これも、人それぞれの好みなのかもしれないな。
次男がジブリ映画が苦手なのは
多分、素直すぎるのだろうな。
頭が固いってのもあるけど。
私が苦手な理由は嫌悪感なんだけどね。
人のドロドロした感情が巧みに盛り込まれていて
SNSの世界みたいよね。
リアルに言えないこと、顔出さないでSNSなら言えますって感じ。
ドロドロした感情をむき出して、それでも人々が見る。
ジブリ映画を作る人って、人の悪意や本音をよくわかっているのよね。
そこが人間臭くていいのか~~
幻のラストシーンとか
幻じゃなくなったら面白くないもんね。