昨年は仲間とお泊り忘年会をしたけど

今年になってからは、私自身の感染対策のため

人が集まることは極力控えている。

次男の受験モードに合わせて。

 

もうすぐ共通テストだから

本人はどんなに勉強しても安心感にならないようで

こちらはその気持ちがわからないけど

つとめて普通にすごしている。

昨日今日と、共通テスト模試で学校だ。

ほんとに頑張れと心に思いながら

普通に過ごしています。

 

今日は仲間が集まっているんだよなぁ~

8人仲間で3人いけないのだけど

みんなグループLINEで楽しみにしてる様子。

 

長男の受験の時は、考えてしまいすぎるから

なるべく集まりとかに参加していたけど

受験に触れられるのは嫌だった。

でも、次男の今は

受験ワードは自分から発するし

気を紛らすために、仲間の集まりに行こうとかもなく。

心の安定感があるなぁ。

 

なんでだろうな。長男の時の不安や心配って

あれってなんなんだろう?

いや、次男のことだって心配だよ。

でも、受験の話題するのが平気なんだよなぁ。

 

とにかく、子育てをしていると

『受験』というのは、乗り越える壁なんだよね。

 

受けるのは本人なんだけどね。

でも親の関りが大きい。

 

離れて暮らすのがあるのかないのか・・・。

 

そういえば、次男は高校入学してからずっと

地元の国立大に進学するって言っていた。

家から出るってのが想像できなかったみたいで。

でも、進学先が県外に向かったのが

高3の夏の三者面談のあとからだ。

 

地元に居たいと思っている自分が

甘えているのか?というのに気が付いたようだ。

地元の国立大学を狙うなら次男の学力では

少し努力したら大丈夫だと思うけど

気持ちが乗っていないのは目に見えていた。

 

そこで私が

「地元大学って、ここ数年人気ないよね?」とささやいていた。

三者面談の時に、先生との話がかみ合わないなって思って

次男自身が、自分と向き合うきっかけになった。

 

次男は小学校の時が一番はつらつとして元気だった。

勉強もできたし、仲間も多かったし、運動会では団長にもなった。

下級生からの信頼もあったなと思っていた。

中学生になり、成績はずっと安定して良くて

生徒会にも入って、上級生になる時に選挙に出馬して

色々活躍していた。

でも、高校生になって

志望校だったし、倍率が県内で一番高い学部に合格したのに

なぜか、高校生になると楽しそうに見えなかった。

それでも運動部に所属して、学業と両立しながら

県大会にも出場して。

感情のふり幅が分かりにくいけど、がんばっていたのに

なぜか、学年が上がるごとに元気をなくしたようになって・・・。

 

反対に、小学校中学校高校と、成績はあまり振るわなかったけど

高校になってすごく楽しそうにしている長男。

浪人して大学生になってからも、仲間が沢山いて

すごく楽しそうにしている。

 

私自身、本人の道に進めば

勉強ができるとかどうとかは

学生時代の通過点でしかないのだけど

田舎のせいか、義父さんが学歴至上主義というか

勉強できる=人間として優れている

と思う人で

その考え方で、人を差別的に見たりするから

その考え方がすごく嫌なんだけど

 

でも、社会に出てから思うのは

やっぱり人って、学歴は看板になるなってこと。

 

それって、努力して勝ちえないと手に入れられない事実だからなんだなって

息子たちの受験の様子を見て思う。

 

人柄が大事だとは言うけど

やっぱり人柄だけでは足りないことってあるし

それがひしひしとわかったのは

義父さんが、権威をある人を意識するというのを

目の当たりにしてきたからなんだな。

息子たちは自分の努力で大学に進み

生きていくために必要な武器を持とうとしている。

それには苦しい努力が必要だってことだ。

 

義父さん自身は大学行ってないのだけどね。

だから、余計に思うのかな。自分に足りないものを実感して

権威のある人が身近にいると

知り合いってだけで自慢になってるもんなぁ・・・。

 

逆に夫は全くそんな感じなくて

すべての人に対してフラットだし

むしろ人柄を見ているって思う。

 

仕事として、親のしてきたことを引き継いで守って来た

義父さんに対して

親の援助は一切受けずに、自分の道を切り開いた夫は

親子関係はあんまりよくないけど

長男の生き方が「うらやましい」って言っている。

 

自分が親に反発しつつも、親に精神的に支配されているのを

自覚しているから

親に精神的に支配されないで

自分の思う道を歩みつつ、親に感謝している長男の生き方は

自分と真逆なんだろうな。

 

私が母に抱いていた感情と

夫が父親に抱いている感情は似ている。

 

義父さんはどこまで行っても息子であって長男である夫を

認めてはくれないだろう。

足りないものに目を向けて批判する。

義父はそういう人間だけど

夫の弟に対しては末っ子だからなのか

溺愛している。

なんでも、気を使ってお金をどんどん出して。

心配して幼い子を見るように接している。

それは親自身が気が付かないだろうけど。

夫の弟はまるで義父さんのコピーだ。

あの生き方が正しいかどうかはわからないけど

夫がそう生きれなかった分、弟は俺がいるよと父親にすり寄る。

 

同性の兄弟と言うのは難しいね。

やっぱり一番身近なライバルなんだろうね。

本人たちが意識しているかどうかわかんないけど。

 

私も妹から、そういう感情を抱かれているのはわかるし

私がどんなに優しく接しても

子供時代のきつい姉の出来事を出してきて

あの時はああだったこうだったと言ってくるし。

めんどくせぇなマジで。って思うけど

妹はその時の印象が強く残るトラウマタイプだし。

これは妹の人生観で変わらないんだろうな。

 

過去の不満をいつまでも持ち続けるタイプってのはいて

それを人のせいにするから、精神的成長がなかなかしない。

年をとってもそうなんだ。

 

息子二人見ていると、全く違うタイプだし

彼らの人生もそれぞれなんだろうな。

 

一番の理解者が、生まれた家族じゃなく

自分の作り上げる家族になっていくのが

人類の発展には必要だもんね。

 

今はその家族を作れない人たちが増えているけど

人との距離感の持ち方ってのが

わかんなくなっているのかなぁ~~

 

なんにしても、明日から仕事始め。

長男の住む地域に遊びに行った夫も

今日帰ってくるし。

 

しばしの一人時間ってことで

過ごそうかな。

 

次も書くぞ。