18歳以下の子供への

『子育て特別給付金』の封書が届いた・・・。

 

所得制限が設けられているのは知っていたので

給付を受けれないのかなと思っていたけど

子供の名前が印刷されていたので

もしかしたら、自治体独自の給付あり??

と思って一瞬喜んだけど・・・

 

よくよく読んだら、自治体のサイトで

所得制限があるのを見るように書いてあったので

我が家は所得制限で給付はないというのを知る・・・。

 

まぁ、仕方ないんだけどね。

収入がありますから。

でも、その分沢山納税もしているのです。

なんの恩恵もないのよ。所得制限があるってことで。

 

不思議な世の中よね~~

努力して、所得が増えれば増えるほど

国の制度は低所得の人のためにあるってのを知り

納税で支えても、何も恩恵がないってのがね~~

 

まぁ、我が家が世の中でいわゆる『成功者』とか『高額所得者』とかでもなく

所得制限より上の収入っていう微妙な立ち位置なので

 

私たちも、息子たちも

お金持ちっていう感覚がない。庶民なわけで

でも、奨学金とか高校授業料無料化の対象ではないので

少し、余裕があるっていう感じなのでしょうか。

 

長男が国立大に進学して感じたことは

大学の仲間の多くが、奨学金を受けているということ。

自動車免許は所得しても、車はないってこと。

バイトでがむしゃらに働く同級生が多いってこと。

 

そして、もしかして俺は恵まれているのか?と気が付く。

私は息子たちが生まれてからずっと息子たち個々の貯金をしてきたし

今でも、私の収入は使わないので

夫の収入のみで生活してきた。

でも、夫もここ10年でかなり収入がアップしたので

生活費を差し引いても貯蓄に回せる。

 

それはいわゆる『余裕がある』という事なんだけど

親が裕福って思う事で

息子たちが「俺んち金持ち」とか誤解をして欲しくない。

 

親のお金は、自分の稼ぎではないから。

なので、長男には伝えたが

「お金に苦労したり困らないで大学生活が送れるのは

 幸せなことかもしれないけど

それに甘んじたら、それがあなたのハンディになるよ」

という事。

 

親のお金で楽を出来ると思うと

向上心や意欲は育たないで、甘えになる。

私はそれをハンディだと思っている。

 

私自身も、父も母も上場企業勤めで

母が営業成績がよく

かなり稼いでいたのもあり

父の収入もあったから

たぶん、裕福なとまではいかなくても

お金には余裕があったような気がする。

なので、進学したときにバイトはしなくて生活できた。

仕送りを節約して貯めていたけど

バイトはしなかった。

 

今思えば、それは甘えであって

自分にはもったいない過ごし方をしたとも思う。親に収入があると思い

甘えてた。

 

でも、

お金に困る人生は今までしたことはない。

それは、『節約』や『貯金』は当たり前にしてきたから。

 

でも、楽しいことや趣味には使う方だったので

独身時代に習い事をしたり

海外旅行にも3回ぐらいは行った。

国内旅行は結構いった。

それぐらい遊んでも、貯蓄はしていたので

結婚してからも、夫の収入が少ない時も

お金で不安や生活に困ることはなかった。

 

投資とかギャンブルはしていない。

今は投資が気軽にできるようになったけど

私は投資には興味がない。

 

あるなりの生活をするというのがもっとうで

たとえ収入が増えたとしても

高級品を欲しいとか、贅沢して自慢したいとか

そういった考えがないので

いつだって、生活を収入に合わせられるって思っている。

 

なので、今は収入が高くなって余裕があるので

息子たちの教育費を奨学金で賄わなくてもいいのだけど

でも、国の子育て給付金に対しては

不公平だよなぁ・・・。と思う。

 

親の収入で、もらえるもらえないって

そもそもおかしい。

 

子供はどんな立場でも平等であるべきと思う。

低収入で大変と言うけど

10万で生活が変わるわけじゃない。

それでも、国が子供は宝だと思うから給付するのでしょう?

それなら、それは高所得の家でも同じだと思う。

 

たまたま親の収入が良かったかもしれないけど

親はそれなりに努力や苦労をして高所得になったのかもしれない。

それなら、病気とかなにかあった時に

いきなり収入が減る場合もあるだろう。

もともと、お金持ちとかそういった家の場合じゃないなら

かなり無理をして頑張ってきたから所得につながっているのだから。

 

親がどんな立場でも

子供はみな平等であるべきだ。

 

10万はもしあったとしても

大学受験を控えている次男のために使うとなれば

私立大学の受験料でほとんどなくなるだろう。

 

でも、「一部を国からの給付金で賄えてよかった!」と親が言ったら

そうか、国は子供のために給付してくれたんだなと

感謝の気持ちも持てるはず。

高所得の親の子は、多分向上心だって高い子が多い。

 

なのに、高所得の親は給付は除外って

親が不満に思うと、子供にもそれが伝わり

「稼いだって意味なくね?」と思うような生き方になる子も

いるんじゃないかな。

 

そこをどう子供に伝えるか

親それぞれで違うのだから

日本って国の子に、政治に対しての考え方は給付金をもらえる世帯にだけ伝わればいいの?

 

所得が低いって失礼かもしれないけど

「もらえる」「もらえない」で

所得がわかるじゃんね。

 

高校生にもなれば、「言わない」ってこともできるけど

18歳以下の家庭の子で

どれぐらいそれが理解できる??

 

私がここで書いたって、国には伝わるわけじゃないけど

でも、この記事を10年後に見た人は

自分は、あの時の気持ちって思うだけで

なにかきっかけになるかもしれない。

 

所得制限なんて

ほんと不公平だよ。

子供はみんな平等に扱ってほしい。