東京オリンピックまであと一か月。
ワクチン接種も医療従事者と高齢者と
基礎疾患の方と進み
職業接種や大学も進み始めた。
地方の感染者がかなり減ってきているけど
まだ東京では数百人規模の感染者が毎日出ていて
この方たちはどんな生活して感染しているのか疑問だけど
まだまだ安心感を持てる状況ではない。
でも、高齢者と基礎疾患のある方がワクチンを終えたら
重症化の方としぼう者数は大幅に減るのではないか?
身近には感染者はいないけど
1年以上、コロナの影響で制限のある生活が続き
様々な業種で経営的な影響も出てきて
いつまでも人間関係がソーシャルディスタンスで
心の奥での疲労感が漂っている。
ふと、速報で『小池東京都知事入院』のニュースが。
政治家とはいえ、高齢者枠に入る年齢で
しかも女性。
ホルモンバランスに左右されやすい女性は
長期にわたるストレスは体に影響があるのではないかな。
都知事であるが故のバッシングもあるだろうし
どんな鋼のような精神を持っていても
この長期間の都知事の責務に心身ともに疲れているのでは・・・
「なんで赤の他人のために
身を粉にしてがんばるんだろう・・・」
そう思った。
国民のためにがんばるのが政治家と
世間では思うから
コロナ対策や、オリンピック開催の事で
なんでもかんでも責任ある立場で発言が必要になり
あるユーチューバーは
「小池さんは無能!あのひとなんにもしてないよね?」
とか発信して
若者の間にも小池さんに対しての信頼を持てなくなる人も
じわじわ増えている気がする。
でも、そもそも
一個人として
政治家じゃない人生を歩んでいたら
自分の人生を自分を思ってくれないような赤の他人のために
一生懸命なり続けるって
どうしてなんだろう?
もともとは、世の中のために自分が出来ることに
信念があったり野望があったり
上を目指していたからからなんだろうけど
でも、国民なんてみんな赤の他人じゃん。
好き勝手なこと言って
非難ばっかりして
そんな赤の他人のために
がんばり続けるのがどれほどの事なのか。
菅首相もそうだけど
安倍首相の代打的な立場で
家族の事をさらされたりしながら
命をかけて総理と言う立場を全うしようとして
それなのに
野党や赤の他人の国民に
非難されてばかり。
政治家が一個人だとしたら
彼らの自分の人生ってなんだろう。
私があまりにも庶民だから
想像できない場所で戦っているから
そんな風に思ってもわからないのかもしれないけど
自分の人生を赤の他人のために
一生懸命頑張ろうとしている人を
なぜ批判できようか。
テレビでワイドショーを見ていると
小汚い根性の国民が
知ったかで非難の言葉を吐いているけど
テレビなんて何が伝えられるんだろう。
田舎に住んで、東京から遠く離れているから
今は無関係のように言えるけど
かつて住んでいた東京の場所を思い出すと
コロナなどなかったあの時代。
行きかう人ごみに
誰の心も知ろうとしないまま通り過ぎて
何もつかめなかった東京を
それでも懐かしく思う。
あの頃の都知事は誰だったっけ?
と、調べてみたら・・・
美濃部東京都知事
鈴木俊一東京都知事・・・
全く記憶にない・・・。
1995年からの青島東京都知事は記憶にあるけど
その頃には東京に住んでいなかった。
小学生の頃の東京の知事を知らなかった。
何にも考えないで子供時代を過ごしていたなぁ。
今の東京都の子供たちは
小池都知事を絶対に忘れないだろう。
なんなら、全国の子供たちが忘れないと思う。
大阪の吉村知事も子供たちの記憶には強く残ると思う。
それぐらい、両知事の存在は大きいのだ。
政治家が何をしたか
大人になっても思い出すような政治家が存在していたことは
国民にとって
赤の他人じゃないんだな。