義母さんの認知症は進行が止まらず
時々、なにを言っても理解しない時がある。
私は朝から晩まで一緒にいるわけではないので
朝から晩まで一緒にいる義父さんは
時々、怒っていたけど
今はたびたび怒っている。
もともと、きちんとしたい性格の義父と
おおざっぱな性格の義母。
対照的な二人だったけど
大雑把な性格の人が認知症になると
もっと大雑把になる。
細かい性格できちんとしたい義父は
『いつもの場所に置く』
『戸の開け閉めはきちんとする』
『整理整頓』
と、とてもきっちりしているので
それが出来ない義母にいら立つ。
「この場所に置いておけって言っただろう!」
「そんなことしなくていい!」
義母の行動そのものをすべて否定する日もあるし
なぜそんなに怒るのかな?と思う内容もある。
要するに、『認知症』だと思って義母を見ていない。
今まで通りの、『お母さん』だと思っているから
注意したり怒ったりして
治ると思っているわけだけど
理解すらしないのに、治るなんてない。
行動力のある認知症は
介護の段階では一番大変なタイプで
たとえ、施設に入ったとしても施設のスタッフが手を焼いたり
施設から帰ると言い張ったり
なんでもかんでも理解できないので
一番、困る状況とのこと。
いっそもっと弱ったら?
歩けなくなったり、動かなくなったら?
むしろ、介護状態がアップする方が
施設側も寝ているだけで、介護保険料も多く入るので
いいらしい。
家族も大変で、施設も大変になる
今が一番方向性が決めれない状況。
ケアマネが自分の事を話していても
全く理解しないけど
「では、私は用事があるので」とその場からどこかに行こうとする
でも、どこに行くのかもよくわからない。
とうとう、施設入居を視野にする時期にきて
ケアマネに今の介護度と入居できる施設の説明を受けると・・・
低価格の方と言う施設が
入居時に17万ほど
毎月の入居費用が10万ほど
介護保険が3万前後。
その他に諸費用もかかるので
毎月15万ほどを払い続けることになる。
1年で180万
10年生きたら1800万・・・
20年施設に入っていたら3600万・・・
年金も国民年金だったので、その一部を賄っても
10万ほどは家族に負担が出る。
生きていくというのは過酷だ。
認知症でなにもできないというか
家族にとって、困った存在になっても
生きていればお金がかかる。
そういった現実を
介護が進行していくと目の当たりにする。
介護業界も色々あって
様々な制度が変わっていくので
一番手がかかる時期の状態では
安い特養には入れない。
困ったことになってきた。
現実的にお金がかかる。
それをわかっていないと
現実を知って、苦しくなる。
義母さんはもう、嫁の私の事だけではなく
息子の事もわからない。
「どこの人ですか?」と言われたよと夫が言う。
何もわからなくなって、困った状況より
施設に居れようとして、現実的な費用に
愕然とするのだな・・・。