息子とケンカした。
長男は進学で引っ越して一人暮らしになり
次男は高3になり受験生。
その次男とケンカになった。
原因は次男のイライラからの私のイライラ。
最近の私は、父とぶつかったり、夫にイライラしたり
離れは長男とはうまく付き合えるようになったような気がするけど
そばにいる次男に対して
もっとこうできない?と言う気持ちが常にあって・・・
それを感じるのか、次男も私に対して不満があるようで
些細なことでお互いイライラ。
「靴下が全然ないよ!!」
次男が朝学校に行くために着替えているとき
自分のタンスの中に靴下がないと言った。
洗濯物は、洗濯籠に入れれば自動的に洗ってたたまれて
タンスに入っているわけではない。
ずっとずっとお母さんがそうしている。
それをわかったうえで、「靴下がない!」と言う。
確かにたたんで入れたと思う。
でも、夫の靴下もほぼ同じで見分けがつかないから
夫も時々、「靴下ないなぁ~」と探す時がある。
こういうのが、最近本当に嫌で・・・
人にしてもらって、当たり前のように思っている姿が嫌なの。
「ちゃんと探したの!?だったら自分で片付けなよ!」
イライラしてきて言うと
今日の次男はとってもイライラしていて
「は?靴下ないっていっただけでなんでそんなにキレるんだよ!」
と言ってきた。
ムカムカしてきて、「だったら自分でやりなさいよ!!」と
朝から私もイライラ。
毎日、毎日
やりたくもない家事。
したくもない家事。
ごみ捨ても、誰も自分がすることじゃないと
捨てたごみは勝手になくなると思っている。
夫に不満は日々溜まり
息子たちもそれに見習うように自分からは何もしない。
長男はそんな自分を知っていて
離れて見て改めて、何もかも自分ですることに
「おかあさん、大変だったね」と言うけど
家に居るときは私に対して不満をぶつけていた。
夫も次男も
私がいて当たり前で、その当たり前は甘えて当然と思っている。
私は誰にも甘えたくないし
誰かを頼ろうと思ってないから
そういった甘える人間は本当は好きではない。
頼られてうれしいとかもない。
甘えられて頼られて、仕方ないからしている。
そういうスタンスだから
だったら自分ですればいいんじゃない?って思う。
は?お母さんって黙って家のことしてたらいいんじゃないのかよ!!
って思いがあるんでしょうね。次男は
兄がいるときは、長男と私のバトルを人ごとのように見て
「大変だねぇ~」と言ってたけど
まるで一人っ子になると次男のわがままが目立つ。
そんな風に育ったのか
そんな風なんでしょう。
自分から流動的に何かをしないので
イライラが募りやすい性格をごまかしていたのでしょう。
兄が家を出て、自分の立ち位置を模索しているのか?
甘えるだけ甘えようと思っているのか
次男とずっと暮らしたいと思わない。
あんな風に甘えてくるだけの男は離れた方がいい。
「うるせぇ!黙れよ!きもいんだよ!死ねよ!」
と次男は言いました。
ほうほう。
今まで
「死ねなんて言っちゃだめだよね~」とか
いい子ぶっていた次男の黒い悪魔が出てきました。
おぉ!出せ出せ!!
でも私も黙ってないし
「は?死ねって言われなくても死ぬし
だったら、お母さん死んだと思って自分で何でもしたらいい!」
うるせー!しゃべんな!!
と反抗的態度のまま
私が作った弁当をちゃんと持って、登校していきましたとさ。
「弁当箱捨てて来いよ!
もう作る気ないからな!!」
と、私も負けてない。
高3で受験生?
課題が沢山で疲れてる?
部活が大変?
学校生活のストレス?
寝不足?
色々原因があったとしても
『反抗するときは本気でしてこいや!!』
ってことです。
親はいつかいなくなるので
いつまでも何でもしてくれません。
年を取り、介護が必要になったり
その前に病気になり手間がかかったり
とにかく親は荷物になっていきます。
だから、子供は一人で生きていく必要があります。
私は自分の親が重くて重くて
もう頼られることに疲れました。
夫の事も好きにしてくれよって思うし
子供だって自分で生きて行っていいよって思うし
ワンコは私が必要なので
8歳になり、あと数年。天寿を全うするまで責任を持ちます。
でも、私の人生はそんなに長くないって思うし
最近、体の調子もいまいちだし
何かをしたい、どうしたいという意欲も低下。
更年期・・・
でも、それだけじゃない気もして
何もやりたくないけど何とかやっている感じ。
仕事も、夫の補助みたいな内容で
自分で何もしていない。
な~んにもないのよ。私は。
つまんない人生。つまんない日常。
ご飯だって食べたいものはない。
作りたいものもない。
意欲のない生活なのです。
だから、意欲のある長男は別に住んでくれてよかった。
さみしくなかった
だって、長男は自分の力で生きていけるから。
これからの長男の成長は長男が持つ力になる。
夫は自分の仕事をやっているし
親は他の兄弟もいるのでなんとかなる。
次男の事が少し心配だった。
いいこじゃないのに、いい子のふりして。
だから、私に『死ね!』っていうだけのエネルギーがあるなら
自分の力で生きていけるかもって思った。
子供の反抗的態度は自立の一歩。
次男がもがいているのはわかるし
一番助けてもらっている母親から
自立しようとしてもがいていたのが
表に出てきてよかったともう。
何でもいいなりで従順な息子など望まない。
私のいなくなった世界で
自分の力で生きていくのは
親を捨てるようにしないとダメな時がある。
私はちゃんと先に死ぬ。
子育ては終わる。
私の終わりと共に。
死ぬことが怖いのは
残した世界に心配があるから。
長男は、稼げるようになったら自分で生きていけると思う
その力を今積み上げている。
次男は自分には何もないと思ってもがいている
その一歩に親への反抗があっていい。
次男の反抗的態度と暴言にバンザイ!!
反省しても、ちゃんと自立しな。
お前の人生はお前が作るのだ。
お母さんはもう、いないと思っていいからさ。
そろそろ、子育ての終わりの時期なのかなぁ~
自分の人生って、まぁまぁがんばったけど
子供が自立したら、どうしていこうか
本気で考えないとだ!!