コロナ禍の中、災害があるなど
世の中を不安に考えるときりがない状況。
そんな中、人気俳優の三浦春馬さんが亡くなった。
そのことに、世代は違う私でもショックで
どれだけの人にショックを与えたかと考えると
彼の爽やかな人柄を思う。
特に特別気にしていたわけでもない俳優さんだけど
少し前、何気にテレビをつけていた時に
彼が何かのインタビューに答えていて
『笑顔』を作っていたのを見た。
内容も気にしていなかったから全く覚えていないのだけど
その彼の『笑顔』にとても違和感があって
しばらくその笑顔が頭に残っていた。
爽やかに笑う子で、綺麗な顔だったのに
その笑顔は違和感があった
顔にしわが寄っているだけで
笑顔を意識した顔だったから。
何にも意識していなかったのに
その顔だけが思い出されて
ニュースを知って、違和感の意味が分かった気がした。
仕事が途切れず次々あり
人当たりもよくて
誰にでも好かれたいただろう。
ネットでバッシングがあったとは目にしたけど
今の世の中、表に出れば何かしらのバッシングがある。
子役から芸能界にいた彼は
それらもかわしてきたと思う。
でも、ドラマ撮影の現在進行形の中
突然にさよならをするということは
責任感があるであろう彼が
なぜなのかと、誰もが理解できないのだろうな。
最近では女性が自らというのがあって
ある程度の不安を見せていた。
でも彼は全くそれがわからなかったのかもしれない。
彼を慕う仲間はずっとそれに向き合って生きていくのかもしれない。
時々、人の死を引き合いに出す人がいる。
何情報?と思うけど
あの人もああだったらしいと、原因さえもわからないのに。
次男の通っている高校は進学校で県下では2番で
1番の高校に追いつけとばかりに、課題がとても多いと聞いていた。
その課題に押しつぶされてしまい、学校にあわなかったと
やめた子もいると聞いていたけど、
高校は勉強が難しくなくてもやめる子がいる。
だから、原因なんて人それぞれ
でも、次男のクラスは、その高校の中でも偏差値が高く
倍率の高いクラスで、学年に一クラスしかない。
特別授業があり、海外研修もある。
だから課題も他のクラスよりも多い。
このコロナ禍でさらに課題とテストが増えていて
さすがの次男も参ってる時があるけど
こなしていた。
もともと、入学時に課題が多いと聞いていた時に
聞きかじり情報を持ってきた義姉が
数年前に、そのクラスの子が夏休み明けに
投身したと聞いたと言ってきた。
だから、すごく心配よと。
何が心配ですか?
その心配は誰のためですか?
つい先日も、このコロナ禍で課題が増えて
大変そうって話をしていて、
だから
私は認知症の義母の事よりも
自分の子を優先している。
でも、義母の介護の事は要になって動いているけど、嫁よりも
今は時々イライラしている次男に寄り添いたい。
そんな話をしていたら
そういえば、あのクラスで昔あったからね・・・。
とまた、身を投げた高校生の話しをした。
その子は本当に課題が多くて身を投げたのですか?
本当はもっと他に理由があったかもしれない。
それは誰にも分らないのに
課題が多くてこなせなくて、自分の命を絶った子。
になっているのか。
それを知って、うちの子も同じクラスで課題が多いから?
心配というのですか?
それはとても
そこの浅い心配をする偽善者です。
死を選んだ理由など
他人には絶対にわからない。
もし、三浦春馬さんががんばりすぎる中で
どうにもならなくなって死を選んだとしても
がんばっている人に
がんばりすぎて、あんな風にならないで。
というのは絶対にやめた方がいい。
高校生の子も、
その子と同じクラスを選んだ子とは別人であって
身を投げた理由など誰にも分らない。
すごく頑張っている人に対して
あの人みたいにならないでと思うのは
心の中にとめておけ。と、思う。
そして、その人自身を見る事だと思う。
三浦春馬さんに何があったかはわからない。
それは誰にも分らないけど
彼の出演したドラマで
『ALS』を題材にしたドラマがあった。
そのドラマが、私の母の症状と似ていて
徐々に動かなくなる中で葛藤する様子があって
それは障害だからそうなのかもしれないけど
それでも、わかりやすい障害がなかったとしても
人生にはそれぞれに
苦しい事、つらい事はある。
そして、その中で前向きに生きていこうとしていた。
最後は・・・。やはり命尽きてしまったけど・・・。
そのドラマの主役を演じた彼は
生きる事や命に対して
とても向き合ったのだろうなと思う。
でも、そんな彼でも
30という若さで、何があったかもわからないように
自分の道を閉めてしまった。
人は必ず死に向かって生きていくのに
待っていてもいつかは死ぬのに。
どんなふうに生きても、それはあらがえないのに
生きたくてもいきれない人を演じた彼でさえ
人生の終わりは見えなかったのかもしれない。
永遠に続く日々に、ゴールが欲しかったのかもしれないけど
そのゴールを自分で決めようと思ったのか。
でも、がんばっている人にあんな風になった人もいたからと
揶揄するのはしたくない。
彼の人生と、あなたの人生は違うのだから。
私の義姉のように、心配しているかのような偽善はあちらこちらにある。
義姉はとてもいいひとアピールをする人だけど
ザクザクと人を傷つけるところがあるから。
でも、もしかしたら私だってそうかもしれない。
傷を治すすべを自分が持っているなら
他人の傷も間接的にでも、つけたり、治したりは出来る。
もし、バッシングがあったとしたら
バッシングを癒してくれる人がいれば
自分という『ゼロ』に戻れるのかと。
木村拓哉さんのラジオで
『何をやってもキムタク』が気になったという話があって
それに、メールをくれた太田光さんが支えになったと話していた。
でも、彼を支えたいと思う人はバッシング以上に沢山いて
彼もそれに答えながらやっているんじゃないかと思う。
でも、ネットニュースを目にするたびに
彼の家族に対してのひどい言葉。
特に工藤静香さんに対しての誹謗中傷。
これは本当に、嫉妬がここまで行くと何なんでしょうと思う。
でも、彼女は本当に見るところを間違えないで
子育てをして、夫を支えて
そして自分であり続けた。
ヤンキー風が抜けないのも彼女らしさ。
私は彼女の潔さをリスペクトしたい。
見るところを間違えなければ
人は生きていける。
人気があるとか、仲間が多いとか
収入が多いとか、活躍しているとか
そういったことよりも、
『見るところはどこか』なのだと思う。
私はまたいつか、この自分の言葉を読み返すだろう。
このコロナ禍で
高校生だった次男が、自分の見るところをしっかり見て行けるように
予備校生の長男が、自分の見るところをしっかり見て行けるように。
私は誰よりも、わが子が大事で
どんなことの矢面に立ってもいいと思っているけど
母親は前に出るのではなく
地固めする立場だから。
若い俳優さんの生き方を見て
それぞれの人生をどう生きるか考える。
でも、彼はちゃんと生きていた。
ゴールは自分で決めてしまったけど
彼の作品で影響を受けた人は沢山いると思う。
若い時からギュっと濃い人生だったと思うけど
生きることを考えて生きてきた人なんだと思う。
残された人は
自分自身の『生きること』『見るところ』を
持つことが出来たら
彼が生きてきた事を
受け止めれるのかもしれないな。