母の病状は悪化の一途で、

最近は食事がなかなか食べれない状況にもなっているようで・・・。

 

在宅が無理なので、病院から施設に入居して2か月近くたちます。

父は、母の食事の介助は自分しかできないと思っていて、

一日三回施設に毎日通っていて・・・。

 

「施設の人は、事務的に口に運ぶだけだ!あんな食べさせ方は可哀そうだ!」

と言って、どうしても自分がいかないとダメだと言います。

 

それは父の考えで、周りがとやかく言ってもやめれることではない。

でも、明らかに施設の方が遠巻きに見ていて、

手出し無用の状況を作っているから、

母はほとんど父としか接しないで過ごしている様子。

 

数日前に、父が珍しく電話をしてきた。

かなり切羽詰まっているのはわかっていたのに・・・。

「お母さんが元気ないんだ・・・。夕食を食べなかった・・・」

と言っていた。

 

私の中では、

あぁそういう時期が来たのかもしれないとよぎった。

いずれ口からの食事がむずかしくなる。

喉の筋肉、食道の筋肉、すべてが弱っていく。

 

母の精神状態も、いつも悪く、

会いに行っても、会話にならず、自分勝手なことをポツポツと、

気になることを何とかしてほしいと主張する。

親戚のお金の問題。自分が死んだらどうしてほしいか。

お父さんの補聴器のこと。

兄弟仲良くして行ってほしいとの願い。

 

そのどれもかれも、

そんなこと言ってもどうにもならないや、

そんなのわかっているよと言いたくなって、

暗い目をして、時々おかしな表情をして、

自分の心配をしているのが、なぜだか耐えられない。

 

あ~そうだね~わかったよ~

 

それでいいはずなのに・・・。

私は賢く生きれない。

 

そんなこと言っても仕方ないよ!

わかったてば!

は?それ意味あるの??

 

イライラしてきてしまって、お母さんに会うのが苦痛になる。

そして、半月会いに行っていない。

もう来ないと言って、帰ってきてから。

 

だから、そんな状況で、

父は可哀そうなお母さんをなんとかしてくても

出来ないからいら立つ。

 

結果的に、私が一番悪くなる。

「だいたいお前は親にきつく言いすぎる!」

「一番近くにいるもんが見て当たり前だろうが!」

「いちいち傷ついてんじゃない!」

他にも出るわ出るわ、私への暴言・・・。

 

受け止める必要ありますか?

私はその部分の印象しかないですか?

 

今まで何とか頑張ってやってきたこと。

他の兄弟が出来ないから、やるしかないと思ってきたこと。

 

自分の家の方も大変だった時に、

両立する大変さ。

 

そのすべて、泡のように消えてなくなる気持ちだった。

 

親の介護に向き合って、

向き合ってきたのに、こんなにむなしいのですか・・・。

 

なんだったのでしょうか。

こんなに娘を罵倒できる父親だったんだなぁ。

あ~だから、私に対して、

近くにいる方当然だろうがの態度で、雑扱いだったんだなぁ。

 

年に2回ほど帰省する東京の兄や、

幼子がいて大変な妹は、

介護には何もできないけど、

会いに来た時は笑顔で優しく接していく。

 

それで両親は「優しい子供」として、愛しく思う。

でも、私は・・・。

 

「色々動いてくれるけど、近くにいるから当然で、

 親に会いに来ても、あれこれ言ってくるうるさい娘」

 

ようするに、

「可愛げがない」

 

親の考えが、そういえば昔っからそうだった。

 

子供の時も、私が色々しても

それは「当然」で、

今のようにバラバラじゃなく、みんな一緒に住んでいたのに、

私がすることになっていたことは、

それは「当然」で、

兄は男の子だから無理でしょう。

妹は幼いから無理でしょう。

あなたがやることが出来るから仕方ないでしょう。

 

親に愛されたいって思っていたんだろうな。

3人の中で、きっと私が一番愛される。

だって、がんばったもん。

 

でも、がんばってもがんばってなくても、

変わらなかったんじゃない?

 

「やって当たり前」なんだから。

 

その当たり前が

そういう親の思いが、私の心を壊していく。

 

流れ出る涙が、バカバカしさに変わって、

あ~

昔からだったなぁ・・・・。

 

そう冷静になって。

 

親子ってなんだろうね・・・。

 

私も子供がいて、

息子二人だから、娘がいないし、

自立していくんだろうな~

娘のようにはいかないよな~

なんて思ったりする。

 

でも、今この状況で、

息子に事のいきさつを話して、

息子からの言葉が・・・。

 

あ~そんな風に思う事も出来るのかと、

気が付いたのでした・・・。

 

つづく・・・