先日、
山田かまち美術館の事を知り、
ちょっと関連的にネットサーフィンしてました。
山田かまちくんと同級生の氷室京介さん。
氷室京介のバンドBOØWY。
私が高校生ぐらいの時、すごくブームで。
学園祭の出し物で
バンドを組む男子が真似て演奏していました。
当時は興味のない男子が奏でる
下手くそな演奏を聞いて、
全く興味も湧かず…
でも、ちょっと不良タイプの男子に
絶大な人気でした。
不良タイプは
矢沢永吉かどちらかだったかな。
で。
あの時は曲はよく耳にしても
全く歌詞を聞き入れてなかったから、
わからなかったけど、
結構、辛辣な歌を歌っていて、
社会現象とかもあったらしく。
私はデビューアルバムの
MORALの中の
WATCH YOUR BOY
という曲があるのを知りました。
あの事件をモチーフにしている曲。
今じゃ絶対作れないな。
すごいな昭和と今さら…
エリート一家の息子が
受験に失敗して、
その後二浪して、
成績は上がらないのに
大学のランクを下げられず、
とうとう親に様々な素行を責められて
追い詰められた末に、
両親を殺めてしまう…
なんとも恐ろしい子育ての末路です。
そして、思い出したんですが、
私の兄も思春期で受験で
上手くいかず荒れていた時期。
「金属バットでやってやろうか?」
と、ゾッとするような発言を
親に吐いていたのを思い出しました。
もちろん、そんな事をしませんでしたが、
どれぐらいの子供が
親への反抗の手段として
発したのかなと、思ったりします。
あの時代の殺伐した世の中は、
今の時代とは違っていたけど、
やはり、思春期の子育ては
本当に一歩かけ違うと
怖いのかも…
あの時期の兄は、
ゾッとするほど異様で
大嫌いでした。
今は二児の親となり、
娘と息子を溺愛していて、
反抗期の息子でも、家族旅行には連れて行く
普通の親になりました。
時代を経て、
今さらWATCH YOUR BOYという曲で
ハッとするなんてね。
『少年を見て!』
本当の意味で
親はどれだけ我が子を見ているのでしょう。