(2025年9月23日、記)

 本来ならば今日、採卵周期開始の診察を受ける予定だった。しかし昨日の夕方、夫が新型コロナの検査で陽性だった。

(経緯はこちら

 

 「採卵は強行すべきか、延期すべきか。」


 結論から言うと、今周期は採卵を見合わせることにした。しようと思えば強行することはできたと思う。男性が新型コロナウイルスに感染したとしても、新型コロナウイルスは精液に出ない(精子への感染は無い)ことはわかっているからだ。


 しかしながら、見合わせることにした理由はいくつかある。

 一つは、新型コロナに感染している現在、夫の造精機能に影響が出ていること。夫が言うには、「採卵に向けて毎日抜くようにしているが、新型コロナにかかってから、精液の量が減った。そして立ちづらい。」。もちろん、2週間後までこれが続くとは限らないが、今現在、造精に影響が出ているのは懸念材料だ。

 

 もう一つは、過去の新型コロナ株の生殖細胞への影響については論文が存在するものの、当然のことながら、リアルタイムで現在流行しているニンバス株の影響がわかっているわけではない。直前期の今、夫が感染し、私も実は3、4週間ほど前にかかっている。(もちろん、一周期休んだからといって、影響度合いが改善する保証もないが。)

 

 三つ目は、結局やってみなければわからないのならば、「気ががすすまない時はキャンセルする勇気を持とう」と考えたため。新型コロナ陽性がわかった昨日の夕方から一晩考えてみた。が、今朝やっぱりどうしても気が進まなかった。人間、本当に気がすすまない時に無理に予定を強行した場合、普段はやらないとんでもないミスをやらかしたり、事故に遭ったり、ということがある。「気がすすまない」のはやはり直感でブレーキを引くべき何かを感じているのであり、息子にも「本当に気がすすまない時はやめておけ。」と伝えている。

しかしサボるのと、必要な時にブレーキを踏むこととは、なかなか区別をしづらい。人間、無理をしてでも前のめりに行動している時の方が、精神状態は保ちやすいのだが、自分の意思で決めたことだから、今周期は「焦る気持ち」と上手く付き合おう、と思う。