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優しい言葉でビジネス書をご紹介します

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内容:ブックレビュー
書名:覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰
編訳:池田貴将
出版:サンクチュアリ出版
発行日:2013年6月10日 初版発行

この本は、まさに今、旬の著作です。NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」で、主人公の文(ふみ)の兄、吉田寅次郎(松蔭)の生き様が熱く描かれています。



花燃ゆ、では今、松陰先生の熱すぎるほどの思いが、周りの人々を巻き込んで、家族も松下村塾の塾生たちも苦しんでいる様子が描かれています。
その背景となる松陰先生の考え方が、この本にも書かれているので、3つ、引用させていただきます。




引用 083 人である意味
人は「なんのために生きているのか」で決まるのです。
心に決めた目標のない人間は、もはや「人間」とは呼びません。
もし思い出せないなら、今すぐ思い出す時間を作るべきです。




花燃ゆ、でもよく松陰先生は、妹の文や塾生たちに「大事なのは命をなんのために使うかじゃ」とか、「君の志は何ですか」と問いかけるシーンが有りました。



引用 084 時代に新しい風を吹かす
自分の信念を貫こうとすれば
どうしても「極端だ」といわれてしまうものです。
でもまわりから「極端だ」と言われるくらいじゃなければ
この濁った世の中に、”新しいもの”なんて
生み出せないでしょう。




前回(4月12日)の花燃ゆ、では、老中の間部詮勝を暗殺すべし、という松陰先生の言葉についていけない吉田稔麿が苦悩していましたね。塾生の妹達もつらい思いをしています。
たとえ周りの愛する人々につらい思いをさせてしまっても、やらずにはいられない松陰先生の思いはとても強烈です。



引用 085 ひとつのことに狂え
「私は絶対こうする」という思想を保てる精神状態は、
ある意味、狂気です。おかしいんです。
でもその狂気を持っている人は幸せだと思うんです。



松陰先生に「自分はおかしい」という自覚は合ったのですね。それでも信念に生きることに微塵の悔いもないのですね。すごい生き様です。



最初は「ついていけない。無茶だ。」と思っていた松下村塾の塾生たちも、やがて自分たちが松陰先生と同じように熱い志を持って、倒幕、明治維新へと突き進んでいきます。



これこそが真のリーダーシップですね。本当のリーダーという人は、周りの人々自身をリーダーへと変えてしまう人なのでしょう。



松陰先生の生き様を見て私が知ったことは(間違っているかもしれませんが)、「志を持つためには必死になって学ぶことが必要」ということです。



松陰先生も、梅田雲浜も当時、誰よりも多くを学び、日本の情勢、世界の情勢が見えていたからこそ、「今のままでは日本が危うい!」という問題に気づきました。当時も、学ばずに日々を安穏と暮らし、危機感を感じない日本人の方がむしろ多かったのでしょう。しかし学んで日本と世界が見えるようになった人たちは、日本の危機を我が身のこととして痛切に感じ、行動せざるを得ないという感情を抱いた。



ですから、「必死になって学ぶことから、人は、自分がどうすべきか、どう動くべきか、が見えてくる。自分の志を持つようになる」のではないか、と私は思いました。



熱く志を持って自分の人生を生き抜いてみたい方、熱い志を持った人の思考を覗いてみたい方、ぜひ、この本をご一読ください。

覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)/著者不明

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