前回のブログは、ジェームズ・アレンの「原因と結果の法則」から、心というものは庭を作っていくようなものだ、というテーマでした。
今回は、目標を持つことについて、ジェームズ・アレンの考え方をお伝えします。
目標を実現するには
日々、何となく過ごしている人、あなたの周りにも少なくないですよね。
そんなにお金に対する欲求もなく、
パートナーや恋人もいないけど、友達はそれなりにいて、
勤め先の会社はたいした会社じゃないから、出世してもたかが知れてるし、
老後は年金が足りなくても、まあなんとかなるか。生活保護もあるし。
こんな風に生きている人、いますよね。
私自身は、そんな生き方を否定はしませんが、ジェームズ・アレンは、何となく生きている人に対して警鐘を鳴らしています。
目標をもたない人は、「人生の海原を漂流している人である」、というのです。
目標をもたない、ということは、特に心の庭を「どんなふうにしようかな」と思い描くこともなく、放ったらかしにすることだそうです。
心に雑草が生えやすい状態です。
だから、強く目標を持って生きることを勧めています。
でも、目標を持っても、それを実現するのはなかなか難しいですよね。
チャレンジに失敗はつきものです。
それについて、ジェームズ・アレンは次のように言っています。
たとえ、その目標の達成に繰り返し失敗したとしても(弱さが克服されるまでは、それが必然です)、それを通じて身につけることのできる心の強さは、真の成功の確かな礎として機能することになります。個々の失敗は、それぞれが輝かしい未来に向けた新しい出発点にほかならないのです。
私たちは、目標を手にしたならば、次に、そこにいたるまっすぐな道を心の中に描き上げるべきです。そして、私たちの視線は、その右にも左にも向けられるべきではありません。
同時に、疑いや恐れは、なおも厳しく排除されなければなりません。それらは、目標の達成にいたるまっすぐな道を寸断したり、ねじ曲げたりすることで、あらゆる努力の効果を削減、あるいは皆無にさえしてしまいます。
恐れず目標の実現に突き進め、ということですね。
どうやって恐れを無くすのか?
そうは言っても、目標の達成について、無条件に、「自分はできる」と言い切れないこともありますよね。
目標の実現についての不安、迷い、恐れの感情はどうやって無くしたらいいのでしょう
ジェームズ・アレンは、自分の心を高めること、それによってのみ、問題を克服し、目標を達成することができる、と言います。
自分を高める一番いい方法は、自分をコントロールする能力を磨くこと。
目の前にあるやるべきことを完璧にやり遂げるよう努力することで、集中力と自己コントロール能力は磨くことができるそうです。
また、メンタルなタフさが無い人は、「正しく力強い思いを意識的にめぐらしつづける」ことによって、心を強化することができます。
折角頂いた、限りある生命ですから、有意義に生きていきたいですね。
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