書名:人生を変えるメンターと出会う法
著者:本田健
出版:大和書房
発行日:2015年4月20日
成功者の成功の理由
著者の本田健氏によると、成功者の成功の理由は、素晴らしいメンターに出会えたからではなく、メンターを選ぶセンスを持っていたから、だそうです。
人生の成功に、メンター、すなわち「人生を導く先生」との出会いは大切ですが、なんでもメンターに任せきり、お願いしまーす、ではダメだよ、ということです。優れたメンターに会えていないから、自分は成功できていないのだ、という考えは間違いです。
自分を成功に導いてくれるメンターに出会うためにはどうすればよいか
本田健氏は、この著書の中でメンターに出会うための方法を、いくつか教えてくれていますが、ここでは私が、「へー、なるほど」と思ったポイントを少々、ご紹介します。
自分のレベルに合ったメンターから教えてもらうことが大切
よく、習い事をする時には一流の人から教わるべき、と言われていますね。例えば、子供の家庭教師をつけるなら、三流大学の学生よりも、お値段が少々張っても有名国公立大学の学生にお願いする。あるいは、作家になりたいのなら、超一流の作家に弟子入りして指導してもらう。
しかし、一流の人には初心者を指導することは難しいのです。自分には簡単に出来てしまうことが、初心者にはできないことが理解できないのです。
作家を志望する場合の例について、本田健氏はこのように言っています。
「作家になりたいなら、超一流の作家に弟子入りする前に、まず地元の本を出したことのある作家の先生に学ぶことから始めましょう。なにも書いたことがない人に、一流の人は、何も教えられません。」
今の自分の実力を見極め、自分の実力にあったメンターを見つける。そして、徐々にメンターをグレードアップさせていくことが大切、ということのようです。
有名な人の本を読むと、よく、「成功したいなら一流の人と付き合うこと」、と書かれていますが、それはすでに成功している人だから言えることなのかもしれませんね。
まずは、身近なところからメンターを探していけば良い、というのが、とても現実的で、自分にもできそうだな、と感じました。
自分と相性の良いメンターから教えてもらうこと
メンターにも、褒めて育てるポジティブなメンターと、叱って育てるネガティブなメンターがいます。(ちなみにiPhoneの生みの親のスティーブ・ジョブズは、社員教育に「褒めるな」とはっきり言っているそうなので、ネガティブなメンターですね。)
教えてもらう側にも、褒められて育つタイプと、叱られて「なにくそ!」と頑張るタイプがいます。
夢を実現する方法にも、メンターによっては、目標を立てて着実に達成していく「目標達成型」と、場当たり的に行動しながらも結果を出す「展開形」、の2つのタイプがあります。
メンターから学ぶ、という姿勢が強いと、メンターと同じようにできない自分に自己嫌悪してしまうことがあるので、自分のタイプに合ったメンターから教えてもらうことが大切だそうです。
また、本田健氏は、幸せそうなメンターから学びなさい、とも言っています。
自分の嫌いなことで成功している人は説教好き。そういう人は、よく、「若いころの苦労は買ってでもしなさい。」とか、「石の上にも三年」と言って、相手が苦しむことを強要するそうです。
ですから、幸せになりたければ、周りの人と良好な人間関係を持っている、幸せそうなメンターから学ぶことが大切、ということです。
メンターは魔法の人じゃないよ、教わる側がしっかりと準備して、自分からメンターに教わりたいことを引き出していかないといけないんだよ、ということがとても納得出来ました。
この本には、ここで紹介していない、具体的なメンターの見つけ方、メンターとの付き合い方、など、とても参考になる内容が書かれています。メンターと出会って自分の人生やスキルを更に拡げてみたい方は、是非ご一読ください。
人生を変えるメンターと出会う法~自分の磨き方、高め方~/本田 健

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