海街diary 2
素晴らしい作品!『花底蛇』と『真昼の月』の使い方は特に良かった。見つけた蛇が大切な人たちの顔をしていることの恐ろしさと悍しさ。前だけを向いていないと生きることさえ辛い現実。そんなことを中学生にしてわかってしまうすずがなんとも。死ぬことが取り返しのつかないことだと悟り、自殺しないと決意する裕也も。そして真昼の月。「思いもよらないことがある日ふいに姿を現す 昼間 偶然見つけた月のように でもそれはずっとそこにあったのだ ただ気づかなかっただけで」人は見たいものだけを見ているが為にそこに当たり前にあるものが見えないこともある。最後の真昼の月を見つけて終わるシーンなんて溜息でるくらいうまかった。脱帽です。
hReview by ふうくま , 2011/12/26
