アクセサリを作ってみたり                    | Count on 優紀

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モンスター育成とか本の感想とか海外での話とか。

最近サラリーマンやってて忘れてたけど、
ボクは美術学の学士号を持っている。

大学では美術学部で、「彫金」を専攻していた。
金属で作るアート、つまりジュエリーやら銅像やらである。

さて、そんなボクがここ2年くらいは
アイデア出しの能力を全部ビジネスにあてていて
何も作品を生み出していない。

大学のスタジオはもうないからとか、
部屋が狭いからとか、
色々を理由に我慢していたがそろそろ欲求不満なのだ。

というわけで、前置きが長くなったが・・・
昔作っていたジュエリーを作り直そうと思い至り、
取り掛かり始めたので紹介。



昔のスケッチブックを漁ってると作りたいものが一杯出てきたけど、
とりあえず今一番身に着けたいものを選択してみた。
そのほうがやる気でるしね。


当時のスケッチ。
空と共に歩むふうくま

色々と試行錯誤しております。
空と共に歩むふうくま

このスケッチ以外にも実際の大きさで描いたものや、
色んな角度から描いたもの、ボツとなって捨てられたものがあります。
(これらはほとんど残っていない・・・)
空と共に歩むふうくま

そしてネックレス。(素材:銀と銅。とアクリルを少々)
空と共に歩むふうくま

ちなみにこれはプロトタイプ。
製作工程の確認の為毎回プロトタイプを作る。
(ほぼ全ての課題においてプロトタイプを提出していたが・・・)

今見ると結構雑に作ってるな~。
まぁ、卒展もあってどうあがいても間に合うわけなかったからな・・・。
(言い訳orz)

ちなみにスケッチにもあったが、
これを入れる入れ物もある。

これ。
(かなり埃かぶってました・・・)
空と共に歩むふうくま

コンセプトはイースターエッグです。
器の中にサプライズがあって、それがネックレスとなっているわけだ。
だから両方とも卵の形をしています。
この入れ物は当然上下に着脱可能で、
ネックレスを収納する為に中が空洞となっています。

サイズ比較の為、阿良々木くんと戦場ヶ原さんにご登場頂く・・・。
空と共に歩むふうくま

数年間金属を扱ってくなかで、
ボクはどうやら軽度の金属アレルギーになったらしく、
最近は金属のアクセは全くと言っていいほどつけていない。
以前は10本も指輪を着けていた時があったのは黒歴史なので秘密。

さーて、さて。
実はこのネックレス、金属の色の表現の少なさに飽きていたボクは、
当時から別の素材を使って、
これまでとは全く違う色でこの作品を作りたかったことと、
金属アレルギーという現在の特異体質もあって、
非金属でのアクセに初挑戦することに決めました。

で、しかも最近はデジタルデバイスヲタクでもあるので、
切削加工機を使ってこれを作ろうかと。
(ちなみにこれは弊社の製品を使う予定。)

というわけで、スケッチも手書きはやめて、
デザインもPCでやる。

使用したのは有名なIllustrator。
空と共に歩むふうくま

色を使うと言っても結局着る服が黒、白、青が基本のボクに合わせて、
その3色しか採用していない。

PCでデザインすることの利点は色をすぐ変えたりできることだね。
反転させたり、違うデザインを枠に入れて確かめたりもできる。
バリエーションを見るにはかなり便利。

んで、加工機で切削する為にこれを3次元データにしなければならない。
このハードルが多くの人にとって非常に高い。

ボクも例外ではなく、3次元データ作成ソフトのCADに詳しい
会社のハンサムな先輩を捕まえてレクチャーしてもらわないと
全く何やっていいかわからなかった。

今回使用したのはこれまた有名なRhinoceros。
今日の時点ではこんな感じ。
空と共に歩むふうくま

右上のスクリーンに立体になった卵の形があるのがわかるかな?
ここに到達するまでにかなりソフトと格闘しました・・・。
ソフトの概念とルールを理解しないと全く何やっていいかわかりません。
しかし、一度理解してしまえばあとは自分の作りたいものにあわせて
色んな方法で形を作ることができる。
一度データ化してしまえば量産も、ちょっとしたデザインの変更も簡単だから
困難を乗り越えるだけの価値はかなり高い。
ハイリターンが約束されているわけだ。

てなわけで、次はいつになるかわからないけど
進展があったらまた報告しまーす。

材料調達と塗装が現在の大きな課題。