どもども![]()
よなです。
外から「ヒーハー!!!!」と叫ぶ子供の声が聞こえます。
春休みかしら。
今日は、何だか久しぶりな気がする、
本の話。
こちらの↓
土井英司さん『人生で読んでおいた方がいいビジネス書75冊』
を読んで、
その中にあった本の1冊の
立川談春さん『赤めだか』。
土井英司さんの『人生で読んでおいた方がいいビジネス書75冊』も
面白かったのです。
ただでさえ、読みたい本多いのに、
さらに読みたい本が増えていくのが難点ですが![]()
で、『赤めだか』ですが、
立川談春さんが、
落語家を志して、
前座、二つ目、真打になっていくまでの、
師匠である立川談志さんや、
兄弟弟子の面々とのてんやわんやが書かれています。
落語家さんなので、
全編を通して、面白おかしく、
さらっと読めてしまう本ですが、
きっと、本には書かれていないような苦労が、
もっとたくさんあったんだろうなぁ。
よくふんばったなぁと感じる本でした。
(もちろん、本に書かれている苦労も相当なものですが)
2008年出版の本で、
2008年ってそんなに昔なのかぁと、
感慨深くもありました。
2015年に、二宮くんと、ビートたけしで、
TBSのスペシャルドラマをやっていたらしい。
それも10年前か。
ってなわけで、本文より、
一部抜粋です。
立川談志さんのお言葉より、
「あのネ、君たちにはわからんだろうが、
落語っていうのはほかの芸能とは全く異質のものなんだ。
どんな芸能でも多くの場合は、為せば成るというのがテーマなんだな。
一生懸命努力しなさい、
勉強しなさい、練習しなさい。
そうすれば必ず最後はむくわれますよ。
良い結果がでますよとね。
忠臣蔵は四十七士が敵討ちに行って、
主君の無念を晴らす物語だよな。
普通は四十七士がどんな苦労をしたか、
それに耐え志を忘れずに努力した結果、仇を討ったという美談で、
当然四十七士が主人公だ。
スポットライトを浴びるわけだ。
でもね赤穂藩には家来が三百人近くいたんだ。
総数の中から四十七人しか敵討ちに行かなかった。
残りの二百五十三人は逃げちゃったんだ。
まさかうまくいくわけがないと思っていた敵討ちが成功したんだから、
江戸の町民は拍手喝采だよな。
そのあとで皆切腹したが、その遺族は尊敬され親切にもされただろう。
逃げちゃった奴等はどんなに悪く云われたか考えてごらん。
理由の如何を問わずつらい思いをしたはずだ。
落語はね、
この逃げちゃった奴等が主人公なんだ。
人間は寝ちゃいけない状況でも、
眠きゃ寝る。
酒を飲んじゃいけないと、わかっていてもつい飲んじゃう。
夏休みの宿題は計画的にやった方があとで楽だとわかっていても、
そうはいかない。
八月末になって家族中が慌てだす。
それを認めてやるのが落語だ。
客席にいる周りの大人をよく見てみろ。
昼間からこんなところで油を売ってるなんてロクなもんじゃねェヨ。
でもな努力して皆偉くなるんなら誰も苦労はしない。
努力したけど偉くならないから寄席に来てるんだ。
『落語とは人間の業(ごう)の肯定である』。
よく覚えときな。
教師なんてほとんど馬鹿なんだから、こんなことは教えねェだろう。
嫌なことがあったら、たまには落語を聴きに来いや。
あんまり聴きすぎると無気力な大人になっちまうからそれも気をつけな」
(改行など入れさせてもらいました)
破天荒だけど、
本気で生きてるかっこいい大人。
最後の方で、真打になることを悩む談春さんに、
カツをいれるさだまさしさんの言葉もよかったです。
そこは書かへんのかい。
↑思いのほか、談志師匠のお言葉が長くて力尽きた件。
そんなんこんなんで、
読んだ本、よかったよー。のブログでした。
ではでは![]()

