遠い町

家族と離れ、ここにきてるのはちょうど２週間が経った。

最初の一週間は辛かった。
生まれてから、一人で住んでいるのははじめだから。

毎日、みんなの顔見たくて、いつもコンピュータをつけて、コールを待っていた。

会えたらあんまりにうれしくて、話してる。時間の会念なんて忘れるほど幸せだった。なお、さびしい感じも出てくる。
みんなのところに帰りたくなったから。顔だけじゃなく、声だけじゃなく、もっと、距離がない感じを求めるんだ。

ここにきて、２週間経ったけど、夜中に泣き続けることもある。結局、泣きつかれて寝ちゃう夜もある。でも、不眠症にかかるより、こうなったほうがいいと思う。

毎日、みんなと話してるとき、自分の気持ちを隠れずに、話してる。そうやって、悲しいときやがっかりしてるとき、悲しい顔をしてると、母と祖母に心配させた。

みんなを心配させたくないから、これから気持ちを隠れる練習をすると決めた。

だけど、上手に自分の気持ちを隠れることができるまでに素直な気持ちを出し生きていたい。

嘘つきが上手になる前にありのままで生きていたいのだ。