こんにちは、すりっぱです。

最近は梅雨入りも近づき、蒸し暑くなってきましたね。私は既にクーラーをつけて、除湿モードや冷房モードを使用しています💦

まだ6月ですが、熱気のこもった部屋で長時間過ごしていると、熱中症になってしまう可能性もありますから。

最近、脱水や熱中症で受診される方が少しずつ増えてきています。

 

夏になると、「熱がある」「だるい」「頭が痛い」といった症状で救急外来に訪れる方がぐんと増えます。
でもその中には、「実は風邪ではなく
熱中症
だった」というケースが少なくありません。

熱中症と風邪は、症状が似ているのに対処法が全く違うんです。
間違った対応をすると、命に関わることも…。

今回は、「風邪っぽいけど、もしかして熱中症?」と迷ったときに見てほしい、見分け方のポイントと対処法をお伝えします。

 

 

 

なぜ見分けが難しいの?

夏の発熱=風邪と思いがちですが、熱中症も「発熱」「だるさ」「頭痛」「吐き気」といった症状が出ます。

しかも風邪も熱中症も「体温が上がる」「食欲が落ちる」「意識がぼんやりする」など共通点が多いんです。

 

 

 

熱中症と風邪、ここが違う!チェックポイント

以下のような症状・状況で見分けることができます。

 

  熱中症 風邪
発症のきっかけ      高温多湿の場所にいた/運動後      特になし(感染経路)
発熱の仕方        突然上がる(39度以上も)     徐々に上がることが多い
汗のかき方   初期は大量、その後は汗が止まる(重症化)        通常は発汗あり
喉の痛み・咳          ほぼない     ある(風邪の代表症状)
下痢・鼻水         少ない/ない          よくある
意識の状態       ぼーっとする、反応が鈍い、混乱     基本的に保たれている
冷やす           改善することが多い 一時的に下がっても再び上がることが多い

 

 

 

 

迷ったら確認してほしい「3つの質問」

特にお子さんや高齢者の方は熱中症に気づきにくいことがあります。様子がおかしいなと思ったら、この3つの質問をしてみてくださいね。
 
  1. その人は暑い場所にいた?
     →(例:屋外の運動、炎天下の作業、冷房がない室内)

  2. 水分はちゃんととれていた?
     → 高齢者や子どもは脱水に気づきにくく、重症化しやすいです。

  3. 冷やしてみて症状はよくなった?
     → 脇の下・首・太もものつけ根などを冷やすと改善する場合、熱中症の可能性が高いです

 

 

 

こんなときはすぐに受診・救急要請を!

以下のような症状があれば、迷わず医療機関へ!

  • 意識がもうろうとしている

  • 吐き気や嘔吐がひどい

  • 汗が止まってきた、皮膚が乾燥している

  • 体が熱く、呼びかけに反応が鈍い

  • 水分をとっても改善しない

  • 40度近い高熱があるが、咳や喉の痛みがない

※特に高齢者・子ども・持病のある方は早めの受診を!

 

 

 

 

💡熱中症と風邪、治療の違いは?

  • 風邪の場合:休養・水分・対症療法(解熱剤など)

  • 熱中症の場合冷却と水分・電解質補給が最優先!
     重症の場合は点滴・入院が必要になることも。

風邪と勘違いして「暖かくして寝る」などすると、熱中症は悪化することがあります。

 

 

 

 

家庭でできる熱中症対策の基本

  • 室温は28℃以下を目安に冷房・扇風機を併用

  • こまめな水分・塩分補給(スポーツドリンクや経口補水液など)

  • 外出時は帽子や日傘、通気性のいい服装を

  • 日中の暑い時間帯の外出・運動は控える

  • 高齢者や子どもは「喉が渇く前に飲む」ことが大切(特に高齢者は喉の渇きを感じにくいので注意!)

 
 
 

📌まとめ:夏の体調不良、自己判断は危険!

「たかが熱」「たかがだるさ」と思って放置すると、熱中症は命に関わる緊急疾患になります。
特に近年のように暑さが厳しいと、風邪と熱中症の境界が曖昧になりがちです。

迷ったときは、「暑い環境にいたか」「水分をとれていたか」「冷やして改善するかどうか」
この3つをぜひ思い出してください。

そして、少しでも不安があれば、無理せず受診や相談を!
救急の現場では、「早めに来てくれてよかった」と思うことが何度もあります。

 

 

 

最後に

救急車を呼んだ方がいいのか、緊急性があるのかどうか不安なときは、地域の#7119(救急安心センター)や、#8000(こども医療電話相談)も活用できます。
遠慮せずに相談してくださいね(^^♪