初めまして。すりっぱと申します。身分は医療系の学生です。ブログ投稿未経験者です。

 

ブログは、周囲のコミュニティの中で自分の他にも同じような疑問を持っている人、その答えを知っている人、というのがなかなか見つからない為、このブログを見た人の中にそのような人がいると、自分の疑問の解消にも繋がるかな。という程度の感覚で始めました。

もし私のブログを見て「ここがおかしい、それは全然違う」とか、「自分もそう考えたことがある」という方がいたら反応頂けると嬉しいです。あくまでも学生をやってる若造なので、駄文思慮が浅いが故の疑問…である可能性も十分考えられます。その為、頭の良くない若造が書いているブログだということを念頭に置いて読んで頂けると助かります。

 

 

 

さて、初の投稿ですが、表題は「過度な科学信仰による視野狭窄について」としています。初めての投稿だというのに、やや屁理屈っぽく、また、前置きが長くなってしまうと思います。

 

 

 

前提として、私は現代医療や科学といった人智に対する興味や、ある程度の信仰を持っています。そして、それと同様に非科学的現象(所謂オカルト的なもの)にも興味があります。故に、どちらを信じていようと、それに対して否定することがないということだけ、先にお伝えしておきます。

 

 

皆さんは、都市伝説系・オカルト系の話を見たり聞いたりしたことはありますか?

 

オーパーツ、UFO、超古代文明、心霊等々…。

 

最近、私が注目しているのが「体験談」です。

よくあるのが、ネット掲示板に書き込まれる不思議体験。これらの書き込みの大半が、人によっては全てが「嘘だ」と思うことでしょう。無論、私自身もそれを信じているというわけではありません。あくまでもエンタメの一種として楽しむ程度です。しかし、私は必ずしも嘘だと言い切ることができません。理由は後程記載します。

 

大抵、掲示板内や、特に動画のコメント欄では「よくできた小説だね」とか「夢だろ。妄想だろ」「統合失調症じゃね」というような否定的意見が大半を占めます。そこには、「○○だから○○」というように、物理学や医科学などを用いて否定している人もいます。

 

では、否定している人はなぜ否定しているのか。

恐らく、「自分が経験したことがないから」「科学的にありえないしそんな証拠がないから」というのが主になってくると思います。

 

ここで第一の私の疑問です。なぜ、科学的にありえないから否定するのかという疑問。

そもそも科学とは、人間が知覚できる現象を一定の条件下で研究するものです。

しかし、彼らが否定しているものは、そもそも全員が知覚できるものではない現象…

つまり、現代科学の対象外なわけです。証明材料を観測できる人、できない人とばらつきがある為、一定の条件下も何もなくなってしまい、何が正しいのかすら分からない為、証明のしようがありません。

 

かの有名な哲学者カントは、神の存在は証明不可であるため、存在の有無については誰にもわからん。という旨の結論を出しています。私の考えは正にこの通りで、現代文明の基礎である科学をもってして証明できない以上、「○○を見た」「神に遭遇した」「幽体離脱した」「過去・未来について見た」というような体験談に対して、否定も肯定もできないのです。

 

以上の理由から、科学をもってしてそれらを否定するのはナンセンスです。

もし「科学的にありえないから否定する」のでなければそれは個人の感覚で否定することになる為、それこそ非科学的だと私は思うのです。もしくは、他に理由があるのでしょうか。

 

 

 

以前、このような旨の質問を短めにコメントしたことがあります。結果として、病気扱いされてしまいました( ´∀` )

科学での存在否定ができないのであれば、医学的見解として、統合失調症が原因で幻覚・妄想を見た、あるいは他の疾患が原因で作話しているのだろうというものを根拠に、否定を行うらしいのです。

 

しかしながら、統合失調症はその原因すら把握できていない病態です。なぜそのような状態に至っているのか、医科学的解明がなされていないものの「普通の人には見えないものが見えるのか…。ずっと何か言ってきて、そのせいでまともに生活できないのか…。ここ最近ずっと続いてるのか……統合失調症の可能性がありますね」となります(※他の疾患否定の為の細かい検査なんかを除いて、ざっくり言うと、です)

 

どういうことかというと

患者がなぜそうなっているかはわからない→誰のものか分からない落とし物

 

否定できる疾患は否定できた→一人一人聞いて、落とし物について尋ねたが、聞く限りは誰のものでもないらしい。

 

統合失調症の要件を満たす為、統合失調症だろうと判断する→誰のかわからないけど、落とし物であることは確かだからとりあえず落とし物箱に入れておこう。

 

 

という感じです。例えるならば幽霊が見える人は統合失調症の疑いがあるのです。

幽霊が見える原因など分かりませんし、証明もできません。しかし、普通の人には見えないものが見える=幻覚を見ているのだろう。としてしまうからです。

※霊感があるからと言って、その人を統合失調症だと言っているわけではありません。また、余談ですが、私自身も私を含む複数人が同時に認知する異常な体験をしたことはあります。

 

以上のことからして、異常体験(宇宙人・幽霊を見た、宇宙の真理を知った等)の原因は結局のところ不明であり、あくまでもカテゴリーとして統合失調症が当てはめられているに過ぎません。よって、統合失調症が原因だとして否定することもできないはずです。

 

【脳のバグ…という抽象的なものも否定の根拠としてはかなり弱いと思っています。そもそも脳機能の大半が解明されていないというのに、バグかどうか決めつけることはできるはずが無いのです。

現代社会においてあってはならない事であると無意識化で考えており、異常体験をバグとするのならば、社会通念に対するバグと言うべきですが、そのバグを脳のバグという風に置き換えているだけなのかもしれませんね…。分かりませんが。】

 

 

前置きがかなり長くなってしまって申し訳ありません。ここからが今回の本題。私が今一番知りたいことです。

 

もし仮に、不思議体験をした人達の言っていることが本当のことだったとしたら、それを否定するのは科学・技術の革新的な進歩、人類の進化の可能性を潰すことになるのではないか。しかもその原因は、限りがある現代科学に囚われているが故の視野狭窄(可能性の思考不足)によるもの。

なぜ科学を、人智を信仰するのに、それらに更なる飛躍を齎すかもしれない可能性を、もっともらしい理由をつけ、どうにかして否定しようとするのか。

否定できない物なりに、可能性がある方向についてもしっかりと考えてみた方がプラスになることもあるのではないか。

 

という疑問です。

 

 

私は、人の異常体験が作り話なのか実話なのか、判別つけることはできません。嘘なのかな?本当なのかな?程度で、それこそ話に矛盾がないようなものであれば、もしこれが事実であるのなら…と、あらゆる可能性を考えるまでに至ります。

この世は、人智の至らない所がまだまだ無数にあります。人体ですら、解明されていることは限られているのです。

現状の人智の限界を超えた先に、今では考えられないような事実が待ち受けているかもしれません。

オカルティックな話が本当なのか。嘘なのか。が問題ではありません。

視野を広げて考える、これまでの常識にばかり囚われないことが、今後の人類の発展にも繋がっていくのではないかなぁと、若造なりに思う次第です。

 

皆様はどう思いますか?

 

 

今回の投稿は以上になります。

ここまで読んでくださった方。このような稚拙で屁理屈ともとれるブログにお付き合い頂きありがとうございます。

空いた時間で書いているので、誤字脱字等あるかもしれません。

もし、読んでいて見にくい等ありましたら、それについてもコメント頂けると幸いです。