今月もギリギリお手本の解説図が完成しました!
写真は小5、6の課題の『物語』です。
カッコいいお手本ですね!
よく見て、丁寧に練習して欲しいものです。
しかしですねー。
子供を教えていますと、大よそ8割ぐらいの子供がお手本通りに書かない箇所があるのです。
それが随所に設置された"隙間"ですね。
写真を例にしますと、赤丸で囲った箇所に隙間が空いているのが分かりますでしょうか?
教科書で習う字では空いていない隙間です。
これらはわざと空いています。
字というのは、教科書で習う通りにキッチリカッチリ線同士を全てくっつけて書いてしまいますと、大変堅くて、近寄り難い字になってしまいます。
なので、あちらこちらポイントポイントで、多少隙間を空ける事で風通しを良くし、親しみ易い字にします。
しかしコレを小学生に教えるのが難しい……。
彼ら彼女らはお手本をよく見ず「くっついているだろう」という先入観で書く、というのもありますが、そこを指摘した時に発せられる
「え? 離して良いものなの?」
という疑問の応えが、本当に難しいです。
いやまあ、
「習字なんだからお手本通りに書け」
と言ってしまえばいいのですが。
漢字の書き取りとして考えれば、離さないのが正解ですし、もしお堅い先生に漢字のテストで離して書いて×されたらどうしよう、みたいな。
"隙間を空ける"というのは、ファッションで言ったら着崩しテクニックみたいなものですね。
制服で言ったら男子は詰襟までキッチリ留めるのが校則、女子ならスカートは膝下10cmとか。
でもそんな格好していたら堅そうに思われて、他の生徒から敬遠されますワ。
ちなみに私は
「学ランはキッチリ着ていた方がカッコいい!」
と思う、変わったタイプの中学生だったので、キッチリカッチリ着ていてモロに周囲から浮いていました。
あ、今はそんな事はどうでも良いですね。
字における"隙間を空ける"というのは、そんなちょっとしたアウトローな訳ですよ。
でも真面目に習字を習う子供ほど、受け入れ難いテクニック……。
TPOってやつですよ!
漢字の書き取りとはキッチリ付ける!
それ以外の字は少し隙間を空ける!
お前ら、学ランの詰襟とか留める中学生になるなよ。
周囲から浮くゾ。
学ランとか最近はほとんど見ないけど。
来月も子供達に隙間を空けさせるべく奮闘します。
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