昨日、実家に帰った際、近所のお医者さんの訃報を聞きました。
享年94歳。
生涯現役を貫いたお医者様でした。
私が幼稚園の頃は月に一度は熱を出して寝込んでいたりしましたので、年中通っておりました。
あの頃、既にお爺さんだったイメージがあるのですが、今考えると60歳前後でしたね。
結構若かったのか……。( ̄_ ̄lll)
その頃から大学を卒業して、一人暮らしを始めるまで、何かある度に何度もお世話になりました。
色々と治して頂きましたね……、本当に。
そこそこ腕の良い先生で、大病院の元外科医だったそうですが、開業する時にそこから引き抜いてきたという大ベテランの看護婦さんが凄腕でした。
看護婦さんに突っ込まれるお爺さんの先生、という印象が強く残っております。
カルテは手書き。
モンブランの万年筆で書かれる文字は端整で、英語でもローマ字でもなかったので、恐らくドイツ語。
白いコンクリートの建物。
少し錆びた足の机や硬いベット。
昭和の映画に出てきそうな昔ながらの診療所といった雰囲気で、薬も受付で受取れるので、実に便利でした。
いえ……、ずっとそれが普通だと思っていたので、他の医院に生まれて初めて掛かった時は、薬を貰えず、処方箋だけだったのでビックリしましたね。
「近くの薬局に行け」
って、なんて不親切で面倒な……、と。
大学生の頃に風邪をひいて行った時は、大学で学ぶ専門分野の雑談を2~30分ぐらいしたりしました。
おいおい、待っている他の患者さんはいいんかい……?(lll ̄Д ̄)ノ
ちなみに診察室と待合室の間にはカーテンの衝立しかなかったので、中の会話はほぼ丸聞こえです。
プライバシーも何もあったもんじゃありませんでしたね。(゚∀゚)アハハ
そんな大らかな診療所でした。
片田舎である私の実家の近所からも、昭和の香りがだんだん失われていきますね。
時代の流れとはいえ、少し淋しい気がします。
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