鉛筆 | 書道家 北村雲星の小ネタ集

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先日、テレビを観ていたところ、

『最近の子供達は筆圧が弱いので、Bか2Bを使う様に指導されている。10年以上昔はみんなHかHBだったのに。嘆かわしいっ!』

みたいな事を言っておりました。


……あれ?


私が小学校低学年の頃、既にBか2B指定だったのですが……。( ̄д ̄lll)


ちなみに30年以上昔です、はい。


時代を先取りしていたのか、横須賀市。


じゃなかったら……担任教師???



そしてテレビでは筆圧云々、筋力云々、子供の身体能力云々と、延々と特集しておりましたが、実は字を上手く書こうと思ったら、濃くて軟らかい鉛筆を使う方が理にかなっています。


書道において、筆なら毛、ペンならペン先、硬筆なら鉛筆の芯、それぞれ上級者になればなるほど、軟らかい物が好まれる傾向があります。


極力無駄な力を入れずに、必要最小限の力で力強い線を書こうと思えば、必然的に筆先は軟らかくなりますよね。


筆記用具が硬ければ硬いほど、余計な力を入れないといけないのですから。


特に硬い鉛筆で濃い字を書こうと思ったら、かなり力を入れないといけません。


……正直、無駄な力です。


大量の字を書く場合、学生の場合でしたら黒板の板書とかありますよね、そんな時に、指を痛めてまで硬い鉛筆を使う意味が分かりません。


そんな事をしているから、鉛筆の持ち方に変なクセが着いたり、ペンダコができたりしてしまうのですよ。


鉛筆はBか2Bで良いじゃないか! (Φ皿Φ)クワッ!




そんな訳で、今月は大人の生徒さんにも子供の硬筆に取り組んで貰おう、と思いました。


折角、毎月貰うテキストには子供のお手本も全部付いているのに、使わないと勿体無いっ!!


なので、貸し出し用の鉛筆を買いに文房具店に足を延ばしました。


2Bの鉛筆を人数分買おうと思っていたのですが、ふと目にした鉛筆の用途表。


『4B:書写硬筆用』


4Bっ!?Σ(・□・;)


文房具店の推薦する濃さは4Bですか……。


なるほど……。濃いにこした事はないですね。


という訳で4Bを購入しようとして、目にした物は……、

10Bっ!!Σ( ̄□ ̄lll)


そんなに濃い鉛筆まであるんだっ!!


お試しで10Bも1本購入。


帰って早速試し書き。


なるほど、びっくり、滑らかっ!!


紙と鉛筆の間に油を差したみたいに、スムーズに走ります。


力もほとんどいらず、線の強弱が面白いぐらい付きますね。


筆の様な線も書けました。


鉛筆……、絶対濃い方が良いワ……。ε-(´∀`; )





鉛筆




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