書道では上級者になればなるほど、どう修正すればお手本により近くなるのか、とか、どう書いた方が魅力的な字に見えるのか、とかがすぐに分かる様になってきます。
私も生徒さん達が練習している字を見て、ほぼ一瞬でお手本との違いが分かるのですが、それを指摘したとしても中々それを直ぐに修正出来る方はいらっしゃいません。
私自身もそうです。
師匠からの簡単な助言、例えば、
「横線をもっと右上がりに書いてください」
というアドバイスでさえ、入会してから3、4年ぐらいは毎週、毎月の様に指摘され続けました。( ̄_ ̄lll)
なんなら今でも時々言われます……。il||li_○/ ̄|_il||li
不思議ですよねぇー……。
頭では分かっているつもりなのに、体がついて来ない……。( ̄д ̄lll)
私も生徒さんに助言する時は、なるべく簡単且つ明確な指示をする様にしております。
例えば、やっぱり一番多い助言は、
「横線をもっと右上がり」
次いで、
「線同士の間隔が広すぎる」
あと多いのは、
「線が長すぎる」or「短すぎる」
などなど。
一つ一つはとても簡単な助言のはずなんですが……。
やっぱり皆さん、なかなかそれが修正できないんですよね。
うんうん、分かる分かる。
言われた直後は理解しても、どうしても自分の好む形に行ってしまうんですよね。
人の性です、本当に。
『字を書く』
という、割りと簡単な事ですら、なかなか他人の助言は聞き入れられないのが人間ってものなのだと、最近よく思います。
それが『生き方』についての助言になってきたら、もう……。
いや、頭では分かっているんですよ!
成功している人、幸せな家庭を築いている人、色々な人から好かれる人、それぞれがそれぞれ、色々な助言をくださいますね。
皆様も恐らく、色々な人から色々なアドバイスを受ける事が多いと思います。
それらを実践できたら、恐らく自分もそうなれるのでしょう、きっと。
それは理解できるから、なんとか助言通りに感情をコントロールしたり、行動したりしてみる。
でも、気が付くといつもの自分のやり方に戻っている。
……で、また上級者から指摘をされる。
きっとそんな事を繰り返して、徐々に徐々に、字も生き方も上手になっていくんですよね。
初めから100%、人の助言を実践する事が出来たら、どれだけ技術も生活も向上するんだろう……?( ̄▽+ ̄*)
――なんて事を考えてみましたが、そんな人がいたら、それはそれで主体性も個性も全くない人になってしまうんでしょう、きっと。( ̄へ ̄|||) ウーム
他人からの助言というのは、それを単純に受け入れられる訳ではなく、自分で試行錯誤して、どうにかこうにか消化して、ようやく自分自身のものになるのだろう、と思うのです。
体験教室実施中!( ̄▽+ ̄*)
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