見えないと・こ・ろ | 書道家 北村雲星の小ネタ集

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今日から仕事始めの企業が多いみたいですね。


私は明日から今年の教室が始まります。


なので、本日は今月のお手本の解説資料を作成しておりました。


昨年の秋口に試しに作ってみた解説資料ですが、生徒さんに好評だったみたいなので、今年も継続して作成していくつもりです。


その内容を一部ご紹介。



臨書をする際、難しいところは、やはり線が重なってどうなっているのか分からない箇所をどう書くか?


という点だと考えます。


例えば『門』を拡大すると、



資料1



こんな感じ。


縦棒と横棒が重なっている箇所ですが、字が上手な方というのは、重なり合って見えない箇所でも、ちゃんと"トン・スー・トン"のリズムでしっかりとした線を書いているものです。


逆に言えば、こういった箇所を適当に書いてしまう人ほど上達が遅かったりしますね。


ほら、オシャレも見えないところが大事だと言うじゃないですか?



……いえ。


見えるところの服装でさえ無頓着な私が言っても全く説得力のない例えですが……。( ̄_ ̄lll)




大人のお手本になるともっと難しくなってきます。


重なり合う黒い線の形だけを見て、その見えない箇所で筆がどんな動きをしているかを妄想……じゃなかった。想像しなければなりませんので。


例えば、こんな感じ。




資料2




こうなってくると、上手く絵に表現出来ないので、実際に書いて見せないと分かって貰えない部分が多々ありますね……。( ̄д ̄lll)


本当は、生徒さん一人一人にどういう風に書いたらどう書ける、みたいに試行錯誤して欲しかったりするのですが、短い時間だとなかなか……。


この程度の図でも、ある方が理解が早いみたいです。


いずれは図なしで、自分自身で書き方を理解できる様になってくるはず……。


見えないところを妄想……じゃなくて想像する楽しさ、というのも教えていけたらなぁー……、と思っております。




見えないと・こ・ろ



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