偏見 | 書道家 北村雲星の小ネタ集

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私の友人には、世間一般的に所謂"オタク"と呼ばれる部類の人が何人かおります。


女性には見せられない様な漫画が好きだったりとか、アニメが好きだったりとか、ゲームにやたらとのめり込んでいたりとか。


でも世間様が想像する様な姿や生活習慣ではなく、皆一様に、趣味以外のところは至って普通です。


むしろ他の人よりも知識が豊富で、話しをしていてとても面白かったり、驚くほど器用で、スバ抜けたセンスと持っていたりします。


大学時代の友人は、ドールのドレスを自分で縫い上げ、それがネットオークションで何万単位の値が付いたりしてました。


女子力高いよっ!?

男だけどっ!!(Φ皿Φ)クワッ!



凄い才能と技能があるのですが、やっぱりそういう趣味は世間一般には理解され難いので、みなひた隠しにして、表面上は普通の社会人をやっていたりします。


ヤバ気な漫画が好きな人達だって、普通に会社員をやって、普通に結婚していたりしますしね。


……よく奥さんの理解を得られたなぁー、といつも感心しますが。





私が会社員をやっていた時、私はそこそこ大きな会社の設計開発部に所属しておりました。


開発部の人数は……、ちょっと想像つかない様な所です。


そこでは、中国人、韓国人を含めた、アジア系外国人も数多くおりました。


比較的韓国人が多かったでしょうか?



世間一般では、彼等(特に中国・韓国人)について、道徳の壊れた野蛮人の様に言う人が増えておりますが、私の付き合いのあった彼等は、文化的な違いによる戸惑いはあったものの、優しく、真面目で、誠実な人達でした。


日本人の平均よりもずっと優秀だった様な気がします。


しかし、中国・韓国人に関して言えば、リアルに付き合いのあった5年前より、全く付き合いのない今の方が、何故か凄く悪い印象が出てきてしまっておりますね。


それはやっぱりマスコミやネットの影響でしょうね。



悪い事というのはテレビでもネットでもとても大きく報道されたり書かれたりします。


反面、良い事というのはほとんど記事にならなかったりします。


普通の事に関しては、全く話題にすらなりません。


『オタクが普通に社会人として会社で働いている』


こんな事は、誰も気にも留めないのです。



"何か犯罪を犯した人がオタクだった"


こういう場合、マスコミはこぞってその人のオタクっぷりを報道します。


しかし、"何か犯罪を犯した人がオタクじゃない普通の人だった"


こういう場合は、オタクじゃない事を強調したりしないのです。


なので、オタクが犯した犯罪と、オタクじゃない人が犯した犯罪の割合が同じだったとしても、オタクが犯した犯罪の方が多い様な印象を社会全体に植え付ける結果になります。



中国・韓国人の非道っぷりについてもそうです。


中国・韓国人が普通に大人しく暮らしている事は、全く話題になりません。


大多数の人達は、自分自身の生活を守り、静かに暮らしているというのに、一部の中国・韓国人が酷い事をすると、視聴率を獲るためなのかなんなのか、極めて誇張して報道したりします。


すると、中国・韓国人全員が、日本にとっての敵で有るかの様な錯覚に陥るのです。


私自身、本当に会社で付き合いがあった頃は、中国・韓国人に悪い印象なんて全くなかったのに、付き合いがなく、マスコミ・ネットの情報だけの今は、中国・韓国に関して、悪い印象が積み重なるばかりです。


偏見ですね、やっぱりそれは。


リアルに付き合ってみないとダメですよ、やっぱり。



オタクにしろ、中国人にしろ、韓国人にしろ、普通に会えば、普通に良い人達です。


画面を通して見る彼等が、誇張された"悪"にされているだけなのです。




偏見





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