書道が上達する過程は、ほとんどの方が『大まかな形造り→細部』という流れです。
時々、初心者の方でもメチャクチャ細部に拘りたがる人もいらっしゃいますが、大半の方は字の形を整えるだけで精一杯です。
中心が揃ってなかったりとか、重心がずれてしまったりとか、偏と旁の大きさのバランスが悪かったりとかしてしまうので、細部まで見れる余裕がないのが普通です。
逆に上級者になってなってきますと、段々と細部に拘るようになります。
『神(魂)は細部に宿る』
これは映画やドラマ、小説や絵画等、色々な創作の世界でよく聞く言葉なのですが、書道の世界でも同じ事が言えます。
やっぱり細部にこだわりがあると、迫力も違ってきます。
書道会から発行される今月のお手本、段の人用は師匠が書いた字でした。
(毎月発行されるテキストには、学年別子供の毛筆、硬筆、大人毛筆の級用、段用、ペン字、実用小筆、かな、条幅など色々な方が書いた色々なお手本が掲載されております)
我が師匠・双雲先生のお手本ですが……、
メッチャムズいっ!!Σ(゚□゚|||)
と言うのも、徹底的に理詰めでお手本を書く弟の双龍先生と違い、双雲先生は常に感覚で字を書く方なので……。
書いた本人が、
「あれ? どうやって書いたっけ??( ̄ー ̄?)...?」
とか言っていたりしたりもしますっ!!
生徒(他の支部長)の方が、よほど書き方を知っていたりする場合も……。
今日、師匠の教室に行ったら、支部長の方々が大勢習いに来ていたので、皆で書き方を研究しました。
「"色"の五画目の終筆と"五"の4画目の始筆はどうやんのっ!?」
「こうじゃない!?」
「"松"の1画目の始筆は!?」
「真横に流す様に……こう――……かな?」
などなど、かなりマニアックな会話が生徒(支部長)同士で交わされます。
たぶん書に興味のない方や、初心者の方が聞いたら軽く引くぐらい細部に拘っております……。
でもそれが楽しい。( ゚∀゚)=3ムッハー
(大半の人は、どんどん細部にこだわるように自然となります)
綺麗に魅せる、迫力を感じさせるための書き方を自然と出来る様になるためには、やっぱり綺麗な作品、迫力のある作品を研究して、書いてみるのが一番です。
なるべく多くの物を盗む。
根こそぎっ!!
そんな気持ちでいつも書に臨みます。
ふたばの星 書道教室:http://cloud-star.jimdo.com/

