期待 | 書道家 北村雲星の小ネタ集

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まだ師匠の教室に入会したての頃、どんな会話の流れでそうなったのかは憶えていないのですが、師匠が

「僕は他人にまったく期待しない事にしているんです」

とかおっしゃってました。


それを聞いた時、私は

「随分とドライな考え方をするなぁー……」

と思いましたが、今にして思うと、それは確かに正しい在り方である気がします。


過去の自分もそうだったのですが……、他人に期待する人ほど怒りっぽいんですよねー……。


学生時代も、サラリーマン時代も、確かに私は怒りっぽかった!!


大学時代の卒業研究のチームでも、会社の新人教育でも、他部署・他会社との調整事でも、

「約束したのだから、これぐらいはやってくれるだろう」

とか

「あれほど教えたのだから、これぐらいの事はできるだろう」

とか

「はい、と言っていたのだから、出来るんだろう」

とか、根拠もなく相手を信用して、期待して、期待外れで、よく大激怒していた記憶があります。


今にして思えば……、そんなに怒らなくても良かったなー、と。


なんでそんなに怒ったのか、今にしてみるとよく分からないし。


むしろ、そういう場面で怒ってしまうと、かえって逆効果だったりするし。



あと、合コンとか。


こちらの連絡先を相手に教えて、

「じゃあ、こっちの連絡先は後でメールしますねー」

とか言われ鵜呑みにして、延々と待ち続けて結局こなくて、枕を涙で濡らす、とか。


あの頃の私は……若かったなぁー……。( ̄_ ̄lll)




どちらのケースも、期待しなければ、負の感情が芽生える事はなかったはずです。


更に言えば、期待していなければ、相手が約束事を守ってくれた時には、喜びが倍増します。


期待しないで買った本の方が、期待して買った本よりも面白いのはよくある事。

というより心理学的にそういうものですし、ね。


それに相手に期待していると、相手が何かをやってくれても、

「やってくれて当然」

という態度や精神状態になりがちですしね。



先日、知人の女子大生が、

「昨日の合コン、飲み代が奢りじゃなくて、三千円払わされたんですよー! 北村さん、これ、どー思いますぅー?」

とか言っていました。


「それはないねー」

と、私にしては珍しく空気を読んで、そう応えておきましたが、内心では、

「奢りを期待する方が、間違っているだろー」

とか思っておりました。( ̄_ ̄|||)


……と言うのもですね、私的には

「奢って貰って当然」

と思っている人には奢りたくない、という気持ちがありますね


たぶん結構、大勢の男の本音じゃないかなぁー……?


男としては、好みの女性が、

『自分が何かをした事で喜んでくれている姿』

というのは男冥利に尽きるものがあります。


けど、最初から"何かを期待している女性"と"何も期待していない女性"では喜び方に明確な差があります。


どんなに喜んでいる演技をしたとしても、

「奢って貰って当然」

と思っている女性は、どっか傲慢です。


そりゃー奢る気なくすわー。


男的には100%の満足感で喜んでくれる女の子に奢りたいワー。


……まあ、奢られると返って気を遣うから嫌だ、という女の子もたまにいますが。



同じ様に、サプライズプレゼントを期待する女性とかもそうですね。


サプライズプレゼントは、まったく予想だにされていないからこそ最大限の効果を発揮するのであって、相手が期待していた時点で、サプライズプレゼントはサプライズ成し得ないのです。


『奢り』とか『サプライズプレゼント』とか期待すんじゃねー!

やる気をなくすワっ!!


やっぱりどうせやるなら、一番喜んでくれる娘に何かをしたいと思うのが男心。


喜びを大きくするために、また失望しないために、

『期待しない』

これ重要。



身の回りを考えてみても、自分自身を含め、何かに対して怒っている人は、その何かに対して多大な期待を寄せている様に感じます。


会社に、異性に、同僚に、上司に、政治に、教育に、機械に、システムに。

挙げていけばキリがありません。


全てに対して期待しない、となると世捨て人っぽくなってしまいます。


より良いバランスで、色々な物事に期待しない。


これで感情がかなり落ち着きます。


……とは言っても、私もまだまだ修行中です。



書道家 北村雲星の小ネタ集-期待

これぐらい適当に期待するぐらいがちょうど良い




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