余韻 | 書道家 北村雲星の小ネタ集

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映画を観た後や、小説を読んだ後、暫くの間、余韻に浸ってしまう事が多々あります。


困った事に、内容に感動すればするほど、余韻に浸る時間が長くなります。


短い時で数時間。

泣くほど感動した作品の場合は、数週間に及ぶこともあります。


常に余韻に浸っている訳ではありませんが、ふとした時にテーマ曲を口ずさんだり、暇があれば好きなシーンを読み返したり、観返したりしてしまいます。


酷い時には、その作品の続きを空想してしまったり、作品の展開が自分好みでなかった場合などは、自分がその作品を創ったら、どういった展開にするだろうか、などと考えてしまいます。


時間を無駄にしている様に思えますが、自分の感性を磨くのに役立っている気もしなくはありません。


……というより、『余韻に浸る事で、自分の人生が豊かになっている』と考えた方が有意義だと思うのです。


余韻に浸る事によって、創った方々がその作品に籠めた想い――人の優しさだったり、人生の厳しさだったり、理不尽さだったり、と色々あると思いますが――を受取っている、と思った方が建設的です。


また、それほど感動できる作品に出逢えた事に感謝する事がとても大切だと思うのです。



私も一クリエーターとして、是非、大勢の人が余韻に浸って下さるような作品を創りたいと思っております。


目にした時に少しだけ驚かれて、すぐに忘れられてしまうような作品ではなく、ジブリの映画音楽の、何年も何年も微かに心に流れ続ける綺麗な旋律の様に、ずっと印象に残る作品を創りたいと思います。


そのためには……他の作品で余韻に浸るのも、絶対に無駄ではないはず……と思うのです……。



書道家 北村雲星の小ネタ集-余韻


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