衝動 | 書道家 北村雲星の小ネタ集

書道家 北村雲星の小ネタ集

書道をもっと気楽に身近に!

暑いですねー。

なんだか毎日、書いている気がします。


今日は漢祭りに出す作品第二弾を作成しておりました。

……また部屋がボンド臭くなりました。


・閉め切ってクーラーを使い、シンナー中毒で倒れる

・開け放って風通しを良くし、熱中症で倒れる

の二択でしたが、シンナー中毒は社会的にアウトだろうと思い、後者を選びました。


幸い倒れるには至りませんでした。

明日はどうなるか分かりません。


書道展なのにボンドを使うの?

というツッコミが入りそうですが、細かい事は気にしないで下さい。


最近の書道にはボンドを使う事もあるのです。


時代は変化しているのです。


……嘘です。

ごめんなさい。



元々は世界感謝の日に向けての作品作りの時に、思いついた物です。

師匠へのプレゼントにしようと思いました。


……間に合いませんでした。


という訳で、リベンジを兼ねて創作意欲に突き動かされながら現在、もくもくと作業しております。


ええ、もう純粋に創りたいから創る、ただそれだけです。


アーティストが創作をする際、もっとも重要な事は、『他人の気持ちを形にする事』だそうです。


性別や年代、社会的ポジションなどのターゲットを絞り、そのターゲットの気持ちを代弁する作品を創る、これがアートの基本らしいです。


良くも悪くもトップセールスのアーティストほどこの基本に則っています。


自分の創りたい物を創るのではなく、他人が求める物を作る、これは売るために必要な事です。


分かっちゃいるけど…………、なかなか……、ねぇ?


一応、師匠へのプレゼント、として考えた物なので、師匠が喜んでくれそうな物にはなるはず……、なるはずで……なるはずですが……


なんていうか……もう、創りたいから創るっ! 全力でっ!!

……って感じです。


作品と創っている時の気持ちは、『見た人を驚かせたい!』という悪戯心や、『見た人を楽しませたい!』という貢献心や、『見た人に褒めてもらいたい!』という自己顕示欲などがありますが、圧倒的に強いのは『自分のイメージを形にしたい!!』という欲求です。


欲求というより、もうむしろ衝動です。


好きになった人へのアプローチをあれこれ考える時のワクワク感。

続きが気になって気になって仕方がなかった本の最近巻を買いに、本屋へ急ぐ時のドキドキ感。

お腹ペコペコの時に、大好物が目の前に出てきた時のウホウホ感。


思い描いた物を形にするのが楽しくて仕方がない。

私にとってそれは、そんな感情を全部まとめて圧縮して、破裂して、吹っ飛ぶ、そんな衝動です。


"とにかく自分が楽しい"そんな作品ですが、それだけ自分が楽しんだ作品は、きっと他の誰かも楽しんでくれる、と思うのです。


『創りたい物を創る』

この言い様のない衝動を、私は信じたいと思うのです。



書道家 北村雲星の小ネタ集-衝動


ふたばの星 書道教室:http://cloud-star.jimdo.com/