文字の本質は"他人に何かを伝える"事です。
それは思想だったり、技術だったり、伝統だったり、気持ちだったりする訳ですが。
書道という物は、文章ではなく文字そのもので気持ちを人に伝える物だと考えております。
『どうすれば文字で気持ちを表現できるか』
という事を考える課題を時々出します。
(例え上手に書けなくても、考える事自体にとても意味があります)
という訳で今日、私の教室では、
『とても強そうな"強"と、とても弱そうな"弱"を書いて下さい』
という課題を出しました。
表現を仕方としては色々あります。
例えば、強そうに見せるには、
・太く大きく書く
・乱暴に、ある程度下手に書く
・擦れさせる
・右上がりを強くする
・濃く書く
という方法等があります。
弱そうに見せるには、その逆をやればOKです。
それを踏まえて書くと、こんな感じになります。
……と、私が適当に書いたのはこんな感じでしたが、生徒さんからはこんな書が出来上がってきました。
私 「……( ̄_ ̄lll)……弱者が強者に取り込まれている???」
生徒さん 「弱い人が強い人に守られています」
私 「……Σ( ̄□ ̄lll)!?
それはまさに強者だっ!!!」
……まさに師の発想を弟子が超えた瞬間でした。
免許皆伝じゃぁぁぁ――――っっ!!
ふたばの星 書道教室:http://cloud-star.jimdo.com/

