何事もほどほどに
会社帰りの電車内で遭遇した救護劇
びっくりしたー
地下鉄から私鉄に乗り換えるんですが
ちょうど乗った車両の7人掛けに長々と寢コケている若者がいたのは見た
イヤホンで音楽を聴きながらスマフォでニュースを読んでいる内に
降りる駅のもうひとつ前に差し掛かるところで電車が減速
ふと顔を上げたら「大丈夫ですか」と床に向かって声を掛けている女性が斜め向こうに見えた
ややカーブしている線路を通過中に遠心力で落ちたらしい先ほどの若者
わたしが気が付いた時には微動だにしていない
全然起きる気配がないので焦った女性がきょろきょろと周囲を見回す
何か手伝える事があるかもしれないと思ってイヤホン外して立ち上がった
聞けばこの列車の始発からすでにこの状態で座席に寝そべっていたもよう
結構な勢いで床に落ちたのに全然ビクともしない
若者の頭の脇に跪き、下手に動かせないので顔だけを近づけてみる
マスクをしていてわかりづらいので外すと、ものすごい静かな呼吸
車掌さんにもうすぐ着く駅で担架と救急車の手配をしてもらった方がいいなと思ったら
さっきもう一人の女性が車掌に連絡しに行ってるとのこと
それまでに出来ることはと頭の中にある救急救護簡易マニュアルをフル回転で検索
声掛けをしながら手首からの脈がよみ難かったので首元でも確認
わずかに呼気からアルコール臭がする
気道確保のために若者の身体を若干ずらしつつ上着を緩める
腰パンなので下半身は不要かと思ったので手付けず
その間も全く動かない若者
どうも急性アルコール中毒っぽい
間近で症状を見たことがないので何とも言えないけど
吐いたりしないのがまたかえって心配
意識不明じゃなくて深く眠っているだけなのかも分からない
そうこうしている内に若者のもとへ車掌が現場に到着
現状を報告していると駅に到着
ほぼ同時に駅員が3人担架を持って駆けつけて来て
その後ろから「運ぶの手伝いますよ」と同じく3人の男性が乗り込んできた
もう一度同じ話をするわたしの前でオロオロと顔を見合わせる駅員達をよそに
わたしよりもテキパキと若者の様子をチェックしていく男性3人
どうやら医療関係者らしい
でも3人とも顔が赤いんですが…えと…
どう見てもあんたらもお酒入ってるやん大丈夫なのかオイ∑(゚Д゚)
しかしそんな事は関係ない様子でやはりテキパキと若者を担架に乗せ
手荷物は持ってなかったようで身一つで運ばれて行った
少し身じろぎしたのでホッとした
彼らが下車したと同時に救急車のサイレンが聞こえてきた
車掌が連絡した女性と残って声掛けした女性に「ありがとうございました」と言い
何故かわたしには敬礼をしていったんだが…(°д°;)
あれか、B.S.A.A.のパーカーが医療関係者に見えたか
これはバイオハザードに出てくるバイオテロに対抗する組織なんだよ
B.S.A.A.隊員は救急救命訓練必須だろうけど
わたしは会社で簡単に受講しただけの素人なんだよ
ほぼ漫画や映画で覚えただけの古い手当の仕方も混ざっていたと思う
改めて最新の救急救護術を知った方が良いと強く思った出来事でした
この画像はピグライフの酒場イベントでゲットした顔が赤くなるメイクと
座ると途端にうつらうつらして寝てしまうギミック付きのソファ
酒瓶が周囲に散らばっているのが妙にリアル。虎徹さんか。
お酒飲まなくても眼鏡かけたまま寝ちゃうこともあるなあ
ベッドで本を読みながら寝落ちとか
さて今回色々考えさせられた体験でしたが
自分の対応が間違っていたらとか不安になる
声を掛けた女性達は倒れ伏す彼に触る事が出来ず
わたしの所作に安心したみたいでしたが…それよりも
同じ車両に20人くらいいたんですが
誰も動こうとしなかった
わたしだってスマフォぽちーってやってて事態に気が付かなかったから言えないか
それに誰かが対処してるから余計な事になってもと遠慮したり
寝てたりスマホだったりで普通に気付いてなかっただけかも
電車が結局15分くらい遅れて出発した後
何も言い交わさないまま女性達とわたしはそれぞれ元の座席に戻り
誰も何も言わず騒ぎの前の通りに戻った感じ
淡々としたアフターに緊張していたわたしは拍子抜けしたんですが
それがかえって有難かった
手出ししない代わりに野次馬もしないってこと
いや、単に皆疲れていただけかな(´・ω・`)
そして彼が無事であることを確認できないので
なんでもなかったことを願わずにいられない
普段平気な人でも体調や精神状態によっては泥酔してしまう事もあります
酒は命をかけて飲むもんじゃないです


