祈りの朝は、いつでも | Facing Forward

祈りの朝は、いつでも

新しい携帯電話のアラームを5時30分にセットして、あの日の時間まで、薬缶でお湯を湧かして待つ。

今働いている職場の一番若い女の子が、余りにも幼過ぎて覚えていないあの日が来た。

ふと、あの日を境に何か変わった事がなかったかと考える。
でも、自分はあくまでも自分で。
どれだけの月日を重ねても、変わらないかもしれない。

あんなにも、恐ろしい体験や思いを身に刻んでも、変わらない気がする。
あれから、物事に対して思慮を重ね、気をつける事が増えても。
何だかんだで、根っこの所は変わらないのかと…



自然の営みに、心の底から感動したり、憤ったりするのは。

もう、己の一生とか、そんなものを通り越して飛び越して、ただ“ある”としか言えない。



だから、もう。



心静かに自然を見守る事なんて出来ないと、また思い知る去年を忘れない為にも。



わたし達は、祈る。
生きて、ただ生きて、誰も悲しまないでいられますようにと。
幸せでありますようにと。



こころから。