拝啓、兄貴様 | Facing Forward

拝啓、兄貴様

昨日7月5日、漫画家の和田慎二先生が亡くなりました。
虚血性心疾患のため61歳という若さで、まだ連載中の作品もあるというのに。

和田先生の作品は、有名な『スケバン刑事』がファーストだったと思う。
母親が買って来た雑誌『花とゆめ』で『ガラスの仮面』と一緒に楽しんでました。
一番好きなのは『超少女明日香』。
後の『快盗アマリリス』で明日香のキャラクターについての話を描いてくれたのが嬉しかったなあ。
代表作の『パパと恵子』シリーズ、『ラムちゃんの戦争』、『銀色の髪の亜里沙』…
『ピグマリオ』は本当に面白かった。アニメ化もされて…
そういえば大きいオリエのコスチュームも作りかけたままだったなあ。
先生の作品は、ドメスティックでありながら、ミステリアスでハードだった。
漫画に出て来たホットケーキやアップルパイが美味しそうで、凄く食べたかったのを覚えています。
それから、お馴染みのキャラクターが交差するスピンオフ的なカメオ作品も大好きでした。
いつだったか、某雑誌で先生と同じタッチで漫画を描くファンの人と合作してたのも印象深いです。
「どれを自分が描いたか分からない、コピーとっておけば良かった!」と悔しがってましたっけ。
アニメファンで、特撮ファンで…
作品のあちこちに、先生が大好きなキャラクターの影が踊るのを読むのも好きでした。

自分の漫画歴史に必ずトップに入る作品ばかり。
何故こんな急に。
訃報を知って暫くは、本当に言葉が出ませんでした。

嗚呼、今も涙ばかり流れて止まりません。
お礼を言うのは早すぎるけど、兄貴様…
今までお疲れ様でした。
青春を、楽しいトリビアも学べる時間をありがとう。
兄貴様の作品は、ずっと大事にして行きます。
またこれからも楽しませてもらいますね。

本当に、今までありがとうございました…