鋼FA映画『嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』を観て来たよ | Facing Forward

鋼FA映画『嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』を観て来たよ

満を持して映画公開初日を迎えました。
告知から1年間ずっと待ってましたよ\(≧∇≦)/
やっぱり大好きな作品ですからね、ちょっぴキャラデザに一抹の不安を持ちつつ(笑)
面白いものを見せてくれると期待して挑んだら…

すみません、以下はダメ出し練成中につき注意。







えと、鋼でしたけど、鋼じゃない感じがしたよ?
シナリオは勿論、背景や世界観はとても良かったです。
でも何か違和感が。
色か?
動きか?
鋼アニメの映画は、第1期のシャンバラが凄く綺麗でストーリーもグイグイ引っ張られて、観終わった後も体中から「もう一回観たい!!」ってなったけど…
今回の映画はアニメ第2期でもなかったな。
何で2期のスタッフそのままスライド出来なかったのかな?
キャラデザがね、せっかく2期は兄弟は髪の毛が色トレスしたくらいこだわってたりしてたのに、今回はまるで毛糸のカツラみたいなモッサリ感。
おまけに兄の瞳がコレでもかと言うほどグラデーション。
金髪金目のエドワードは何処へ。
パンフ読むまで知らなかったけど、瞳の色に関しては「原作の某カラーイラストを見て…」という理由がつけられてたけど、俺は納得いかねえ!
せめて琥珀色のグラデにして欲しかったなあ。

ストーリーはエルリック兄弟が勿論中心だけど、もうひと組の兄妹がメインを勤めていてましたね。
過去に色々あったミロスとクレタの国境でのシーンや、レジスタンスに身を置く事になった妹の境遇、父母が残した錬金術について、兄の行動を含めて舞台となったミロスの謎解きとかね。
でも。
そっちの方が重きを置かれて、お馴染みのアメストリス側がものっそい置いてかれた感アリアリ。
もともと過去に展開されていた小説版やゲームのストーリーだと、兄弟だけで済んでた話もあったから、そのノリだと思えば良いのか?
でもそれだと劇場版という大きな舞台で、しかも国境を跨ぐ話でしょう?
北のブリックスを知ってるだけに、西は随分と緩いんだなと(^^;

後で知ったんですが、ストーリー進行上やむなく絞り込まれることになったキャラクターらしい、アメストリス軍の皆さんやウィンリイさんが本当に何の為に出て来たのかと。
これならいっそ出ない方がマシだったのではと思ったよ。
大佐なんか、ここで!というシーンで全然キメさせてもらえないという悲劇。
兄弟第一の俺達でさえ、映画終わって最初に出た言葉が「大佐が…!」だったのよさ(笑)
アームストロング少将もワンシーンだけだし、セリフ無しのファルマン准尉はともかく、セリフあったブレダ中尉なんかパンフのクレジットにも出なかったという…
何だこの軍部の薄さ!
これなら去年の劇場版銀魂の真撰組さんの方が全然良かったヨ!!
それに、軍の狗呼ばわりされる事を覚悟してる上とはいえ、銀時計の威力を使いまくるように見える(映画で2回はやり過ぎだと思う)兄さんとか、最後に恋いバナ的な配慮をする兄さんに違和感大。
弟の描き方もなあ…何か違うって感じ。


さっき違和感の原因について「動きか?」と書きましたが、何か観てて「ジブリ…初期のジブリ…」ってずっとグルグル頭に浮かんでしまったんですよね。
映画が終わってからグッズ売場に並んでいた時、近くに居た女性ファンが「何かラピュ○っぽかった」って首を捻っていたり、同じく初日に観に行った友人Yuki.Mがmixiのつぶやきで「ジブリ?」って言ってたな(笑)
人物のカラートーンが平たんなのもだし、所々の演出がね…
「あ、カリ○ストロ」
「あ、ラ○ュタ」
「あ、ナウ○カ」
「あ、またラピ○タ」
「最後もカリ(ry」
…今のアニメ業界で、メインスタッフの中にジブリ関係齧ってる(失礼な表現をお詫びする)のが居るのは当たり前ですけど。
えっとさ、何も鋼でやらなくてもイイじゃない?
確かに出来そうな素材だよ?
カリ城ルパンみたく似合いそうだけどさ?
ちーがーうー!!んだよ俺達が観たかった鋼映画は!!
インスパイアされるとか、オマージュとか。
他の原作付きモノにも言える事ですが、特に今回は声を大にして言いたい。
んなもん、鋼には要らないんですけど!!( ̄□ ̄;

それに、人がとにかくバンバン亡くなるんですよ。
酷い描写は鋼に常にあるけれど、もっとこう…
そこに立ち会った登場人物達側の捉え方がね、彼らが深刻に、真剣に受け止めてるってシーンが、原作もテレビシリーズにも描かれているけれど、今回の映画ではエドが呻くくらいで何か軽く感じました。
「わははひとがごみのようだー」ってか( ̄□ ̄;)
こんな大規模な賢者の石製造機を、お父様が放っておくはずがないと思うんだが。
ホムンクルスなんか影も形も出なかったから、余計に鋼らしく観られなかったのかな。



嗚呼、こんなにダメ出しばっかりな感想になるとは思いませんでした。
もう一つの鋼って感じで面白かったんですよ?
でもでも、やっぱり作り手のエゴというか萌えというか…
何も鋼でやらなくてもーーーー!!・゚・(ノД`)・゚・



すみません、面白い映画だったのは本当です。
もう一回は是非観たい。
これも鋼、分かってますが…
ただ、どうしても手放しに「俺達が待ってた鋼の映画!」と言えなかっただけなんです。
面白かっただけに、残念でした。
余程のオマケが付かない限り、DVD買わないだろうな…(^^;