偽善でも良いものは良いと思う | Facing Forward

偽善でも良いものは良いと思う

自宅へ帰って晩ご飯を食べながら、日テレの24時間テレビを最後の3時間だけ観ました。
相方Eの家で昼間に少し観たりしてましたけど、じっくり腰を据えて観るべきものが最後にあったし。
113キロも走る女性ランナーの姿に、素直に感動しましたよ。
疲れ切っているのに、ゴール間際まで礼節を忘れず、頑張ってらっしゃいましたね。
最後に皆で歌うところでも、ちゃんとマイクを握って歌ってましたし。
その姿には余裕すら感じましたけど、きっとかなり無理しているはず。
ゆっくり休んで欲しいですね。お疲れ様でした!

実はそんなに好きじゃない番組なのですが、それでも感動する物はするんですよ。
タレントさんのギャラだの、どれだけ光熱費がかかってムダに見えても、年に一度くらい、こうしてボランティアや障害者福祉に取り組む姿勢を見せる番組があっても良いと思います。
ただ、どうしても気になるのがあの大御所Tアナの仕切り。
あの人は自分の気分ダダ漏れの喋りしかしない、尺はおろか空気を読まない素人よりタチが悪い学習能力が全く無い!!
メインパーソナリティーやゲストを無視して、最後の最後までバカなトークで押し通してた。
あざとい“泣かせ節”は、時に効果的ではあるけれど、このオッサンが出て喋ると途端に破綻するのは気のせいでしょうか。
この人が出なければもっとマシな番組になると毎年思うのですが。
元自局アナウンサーだからって、もうずっとフリーアナウンサーなのだから、どうして使わない方向には行かないのか…
一体どれだけの視聴者がこの人の“泣き”に期待してると思ってるんでしょうか。
タレントさん達皆で持ち上げたり、何か変!
アシスタントの女子アナさんや、まして女優さんの出番を邪魔するような司会者ってどうなの。
本当に老害でしかないよ!


番組コンセプトは、本当に良いと思います。
色々物議をかもしている障害者を前面に出すドキュメンタリーの在り方も、ただ日常のニュースで流れるものとはハッキリ違っていて、真実の彼等をお茶の間に届けていると思います。
多少の台本はあるでしょう。番組だから。
でも、時に目を逸らしてしまっている存在に、こんなにアプローチする番組はそうそう無いと思いますよ。
そりゃあ、“絵になる”ものを選んで放送していると分かってますよ。
それがどんなに興行的酷い見方から来る事かも。
だからと言って、対象になる彼等障害者のパフォーマンスが、一生懸命じゃないと言えますか?
彼等が汗を流して頑張る姿に、何も感じませんか。
自分から知ろうとしないと分からなかった事が、こうしてテレビで紹介される…
機会を貰ってるんだと思えませんか。

観たく無い人は観なければ良いし、イヤだと思うならそれも人それぞれです。
余計なお世話だと、充分分かっています。
わたしだって、鬱陶しいと思う過剰演出や、タレントが24時間走ったり、危険な津軽海峡遠泳横断なんて無茶をするんだと憤りますよ。
このエコが叫ばれている時代に、24時間もだらだら映像を垂れ流すより、いっそ「24時間放送しません!みたいなのをやれば良いのに」とか思いますもん。
募金だって、したい人がやれば良いし、しなかったとしても全然構わない。
自分の生活が一番ですからね。

でも、額に汗して頑張る人の姿を見て、感動する気持ちだけは誤魔化さないで欲しい。
素直になって、自分の気持ちを思うだけで良いです。
いつか、何かに還って来るって思うから。