Happy Birthday to 妹 | Facing Forward

Happy Birthday to 妹

今日はきょうだいのひとAの誕生日ですよ。

 

プレゼントは何が良いか聞いてみましたが、いつものごとく「とくにない」と一蹴ですよあはははは。

 

まあ事前に『かまいたちの夜×3』を進呈しましたので、

他に何か良いのを見つけたらあげる、で話はまとまりました。

「それって誕生日プレゼントには遅くない?」

そんなことは気にするな妹よ。

いつもあげたってプレゼントは良いもんだと昔から言われているじゃないか。

そして毎度の回るお寿司屋さんで晩ご飯です。

好きなネタを好きなだけたーんと食うと良いよ!

 

「子供客が少ないから、巻き物が全然来ないね…」

 

店内は、わたし達がいるカウンター以外のボックス席に4、5組ほど。空席が目立つかな。

全て大人の客ばかり。

この回転寿司屋は、目の前で握ったり仕込みをしている様子が見えるレイアウトなんですが、

今明らかに仕込みしかしてない模様…

新たな皿は、新たな客が来ないと流してもらえない!

何皿か進んで一息入れてると、回って来るネタが全部見覚えある皿ばかり。

明らかにこれはアウトなんじゃないの?ってな生海老とか、高級ネタ過ぎて誰も手を出さないのとか。

いくらカピカピに乾いて可哀想になってる皿でも、妥協しちゃいけないよ俺達!

さあ、この流れ続けてる中でなるべく新鮮なヤツを狙うんだ!

 

しかし、いくら待ち続けていても同じ皿ばかりが来るんですよね。

 

その内、視界に何度も入ってくる、とある人物が気になり始めます。

店のオーナーらしき背広姿の初老の男性なのですが。

とにかく何度も客席の間をちょろちょろするので、とても鬱陶しい。

自ら使用済みの皿を片付けたり、板場の店員に指示を出したりするんだけど、何だか店員達は迷惑そう。

平日の客入りが気になるのは分かるけど、何でそんなに?というくらいウロウロウロウロ。

 

せめてフロアに出るならエプロンぐらいして欲しいんですがオーナー改めじーさん。

 

客越しに板場の店員に指示を出すのはうるさいですじーさん。

店員に指差し指示出しすると背広の裾がレーン上の皿にくっ付きそうですじーさん。

携帯電話で話しながらフロアを歩き回るのは止めませんかじーさん。

レジ打ち済ますか客と話すのかどっちかにしませんかじーさん。

じーさん、店員があからさまに嫌がってます!気付いてじーさん!!

…これらを短時間に何度も繰り返すのを目の当たりにさせられる。

あのな、一応アンタのお店だろうけどさ、お客に対するマナーってものがあるじゃない?

何でそんなにハッスルしてんのー!!ヽ(`Д´)ノ

 

やがてじーさんは、乾燥やホコリがつくのを防ぐ透明カップのカバーを、何故か貝の握りにのみ被せていく。

 

それもわたし達のすぐ横で、レーンに身を乗り出すようにして!

他にも空きスペースあるのに!もっと被せ易い場所あるのに!!

いい加減イライラしていたわたしは、じーさんが猫なで声で

「食べたいものがありましたら、遠慮なく仰って下さいねぇ~」と言うのを聞いてブチ切れた。

そこじゃないだろ、気を遣うところはそこじゃないだろー!!

「もっと離れて作業してくれません?落ち着かないんですけどむかっ

横目でギロリと睨んでみました。てへ。

じーさんは「あっ…」と小さく唸ってから、スゴスゴと移動。

ふう、客のニーズに応える気があるなら、もっと色々見なさいよってんだ。

 

それから暫くして、いい加減お腹が膨れてしまったので、いわゆる“最後の一皿”を選ぶ事にしました。

 

華々しくこの一皿!というので終わりたい、けれどこれ!というネタが来ない(涙)。

口頭で注文すれば良いけれど、そこまでは…って

おいおい、全然成長してないじゃんチキンきょうだい!(爆)

もう顔なじみになった(?)半ば死にかけの皿で妥協するしかないのか…

そう諦めかけた時、新規のお客が次々来店!

おお、お子様もいるよ、これなら新たな皿が流れるよ!(≧▽≦)

期待通り、新しく握られたマグロ等のにぎり、軍艦巻き類、ゼリー等のオヤツ類も流れ始めました。

わたしは本日何皿目?というくらい大好きで食べているサーモンを、

Aは今日一度もお目にかからなかった大好きなしめ鯖をゲット。

やっぱり握りたてはおいちいね、とニコニコ完食しましたよ。

わたし「もう思い残す事はないか妹よ」

A  「うん、もうお腹いっぱいです」

その時、駄洒落撲滅委員会にあるまじき一文が口をついて出ました。

わたし「しめ鯖で、(最後の一皿を)〆る…か」

A  「……」

唖然とした表情でわたしをマジマジ見つめるA。

わたし同様、駄洒落には相当厳しい。

でも、妙にAのツボを押したみたいで「悪くないね。何か気に入っちゃったよ」と大笑いされました。

鉄拳制裁を覚悟していたんですが、免れました。良かった。

使い古されたオヤジギャグだろうに、じわじわボディーに来るというか。

そういうのが受ける歳になってきたのかなあ。

来年もし覚えてたら、また言ってみようかこれ。

珍しく受けた記念に、永久保存してもいいと思わないか妹よ。

…いや、自分がダメだ。撲滅したい。なかったことにしたい!

 

お腹いっぱい、笑いすぎて頬っぺた痛い、寒い!など、わーわー言いながら帰りました。

 

 

誕生日おめでとう、A。

 

わたしのわがままに振り回されて随分経つけど、変わらず一緒にご飯を食べてくれてありがとう。

一緒に笑ってくれてありがとう。

きょうだいに生まれてくれてありがとう。