蛇口を修理してもらったよ | Facing Forward

蛇口を修理してもらったよ

我が家は住み始めて26年経っている。

今月中旬の連休から27年目だ。それだけ住めば、家のあちこちが傷んで当然。

20年目に台所、そして今回お風呂場の蛇口がイカレてしまった。

本当は去年の夏くらいから閉まり方が緩くなっていたんだが、騙しだまし使っていた。

台所の蛇口は夜8時頃に突然ボキッと折れたから、直ぐ電話で某有名水道屋さんを呼んだのだが、高い部品しか車に積んでいなかったという理由で物凄くふんだくられた。

後日というわけにはいかず、泣く泣く払った。

その轍を踏むものかと、事前にネットでリサーチして「これ!」と思う水道屋に連絡。

土曜日の12時過ぎに来てもらうよう依頼した。


…来ませんよ?

確認の電話を午前中にしていたにもかかわらず、14時になっても来ない。

改めて水道屋に電話するも、前の修理が予想外に長引いているので遅れてしまっているとのこと。

それならそれで連絡してこんかい!ヽ(`Д´)ノ

で、目処がついたら連絡をくれると言うが、更に1時間経っても来ない。

もう他の水道屋に来てもらおうと、こちらから電話でキャンセルした。


次に依頼した水道屋は、今うちの近くで作業をしている人がいるというので、そこが終わり次第すぐに来てくれるという。

テキパキとした電話応対に好感を持てた。

先の水道屋は、事前のメールでのやり取りや当日の電話応対が、何だかふにゃふにゃしていて頼りなかったし。

自分のリサーチ力も大した事無いなあ~と思った。

外出から夕方に帰って来るきょうだいのひとAと買物に行く約束があるので、なるべく早くお願いしたいと伝えた。


…来ないよ?

時間は17時。ちょっとどうなってるんだよ、すぐ来るんじゃなかったのかい。

おそるおそる確認の電話。

「すいません、まだ修理に時間がかかっておりますので…」

ここもか!\(*`∧´)/

今日は一体どうしたのだ。他に空いてる作業員はいないのか!

まあ土曜日だし混んでいるのは予想していたけど、遅れるという連絡くらいくれたっていいじゃないか?

しないのが普通なのか、する暇もないのか。

18時になり、Aから帰宅のメールが入る。

もう一度水道屋さんに電話をしたら、まだ作業が終わっていないと言う。

これから買物に出かけると言うと、1時間後に電話をくれるという。

その頃には作業も目処がついているだろうとの事。信用して外出した。


自宅近くのスーパーでAと落ち合い、節分なので縁起物の太巻きと、イワシを買う。

鮮魚売り場の特設コーナーに、無料で10粒ほど入っている豆まき用の豆が取り放題になっていたが、我が家は豆まきをしない。年の数だけ豆を食べるということもしないので見送る。

太巻きは、通常のものではなく海鮮太巻きなるものをチョイス。

大好きなマグロやサーモン、イカがてんこもり♪

にこにことスーパーを出たら、スーパー近くのお寿司屋さんが寒空の中、たくさんの太巻きを店の外に置いた小さな机に並べて売っているのが目に入った。

去年、このお寿司屋さんの具が牛肉だけの太巻きを買った。

子供の頃、当時おとうさんが車で通勤する途中にあるお肉屋さんで、節分の頃だけ売っていた焼肉の太巻きを買って来てくれたことがあった。そのお肉屋さんがつぶれてしまい、食べられなくなって久しい。

普通の太巻きが好きじゃなかった(今も)わたしたちきょうだいには、夢のような美味しい太巻きの思い出…それを思い出させてくれるかのように、『肉巻き』と称して、このお寿司屋さんが偶然作っていたのを買ったのだった。

今年もある。寒い夜風にはためくお品書きに、ちゃんと『肉巻き』が書いてある。鯖大好きAの要望も併せて1本ずつ購入した。


うまうま♪きんぴらごぼう入り肉巻きと鯖シソ!  きんぴらごぼうが入った肉巻きと鯖の太巻き(^^)うまい!


縁起物(恵方に向かって無言で食べる)としての太巻きはスーパーのを使ったが、やはりお寿司屋さんの太巻きは美味い。

肉巻きと鯖巻きを半分ずつ食べたが、スーパーとは比べ物にならないシャリの密度、海苔の照りと香り、そして具材の味付けが自分好みなのがいい。

来年からはスーパーじゃなくて、ここの太巻きにしようと思う。


水道屋から連絡が入るはずなので、大急ぎで食べていたが…

20時を過ぎた頃、Aがおもむろに立ち上がった。

A  「約束の時間、とっくに過ぎたんだけど」

わたし「そうだね…」

向こうから連絡すると言っていたのに、またしてもない。

うんざりしながら明日にするか、と言うと「これだけ待ったんだから今日中にやってもらう!」とプリプリするA。

仕方がない、怒りのリミットゲージが満タンになる前に連絡だ。

受話器の向こうから、またも前の修理が長引いているというセリフが聞こえてきた途端、わたしもいい加減腹が立ったので「そちらから連絡をくれるというから待っていたのに、何故してこないのか」と少し怒りをにじませながら話すと、もう一度作業員に連絡をとって、直ちに向かうようにさせるという。本当かよ。

通話終了後、しばらくして「これから10分後くらいに御宅に伺います」との連絡が入った。

Yというベテランがまいりますのでと申し訳なさそうに言うオペレーター。

そして本当に10分経たずに玄関の呼び鈴が鳴った。

これで、半年近く悩まされていた(勝手に悩んでいたんだが)水漏れとオサラバだ。

蛇口のパッキン交換だけで済むかと思ったが、ハンドル自体が寿命らしい。

全部取り替えることになった。

修理に来てくれたベテランのYさんは、とても背が高くて横幅もあって、優しい感じの面白い人だった。

仕事振りも丁寧。

どこかの家から焼肉の匂いしますね、というのでわたしもクンクンしてみたが、細く匂う程度。

Yさん「食べ物の匂いは人一倍敏感なんです(笑)」

今日は節分だから太巻き食べましたよと言うと、そうでした、節分ですね!と豪快に笑う。

5時間くらい待たされたことについてYさんは何も知らなかったらしく、すみませんでしたと何度も謝ってくれた。

Yさんが引き上げたのは22時近く。遅くまでありがとうございましたと、手を振って見送った。

ちなみにこの水道屋は、ポストにチラシが入っていたのを偶然残していたのを見つけたから依頼した。

だって2千円引きのチケット付いてたんだもん。

実際は消費税分にしかならない値引になってしまったが、これでもう夜中に水音を聞かずに済むし、何より無駄な水を流さなくていい(だから早く修理すればいいのに)。

次はどこが壊れるか心配。当分どこも壊れてくれるなと願う節分だった。