価値観の違い
朝観たニュース番組で、取材対象の若者に対して共感出来なかったからと思われるゲストの男性タレントが、VTR中ず~っと大声で笑い続けていた。デフォルトで大声+爆笑の人なのかもしれないが、そりゃあ派手な笑い声だった。
内容は、関東にある遊園地の週末にコスプレイベントが催されているんだよ~凄いよね~!というレポートです。
まあ、親子連れやカップルで賑わう遊園地に、突如集団でカラフルなコスプレさんたちが現れるわけですから、普通ビックリしますよ。
一般のお客さんが「私の方が異分子かもと思った」とかインタビューに答えてるし。まあ概ね「滅多に観られない」とか「楽しい」とかいう好意的な意見を拾ってましたね。
そこでピックアップされたのが、着ぐるみ系…それもガソダムを自分の等身に合わせて造って着ちゃった人達。
キャラクターのコスプレがもの凄い数で、特に目立っていたのもあるだろうけど、よく出来てるんですね。もし人にぶつかっても怪我させたりしないような素材で造ってるし、細部も出来るだけ綺麗に仕上げてる。
昔からコミックマーケットにもこういったコスプレ参加者がいて(現在は行動範囲が規制されるけど)、自由に歩けるところがあって良かったねとしみじみしていたのですが。
その男性タレントには全てがギャグに見えたみたいです。
工房で製作するところを取材しているVTRでも爆笑。
実際にスタジオへお手製ガソダムが登場するなり爆笑。「首傾いてるし」とかどうでもいいこと突っ込んで自分で爆笑。
顔出し出来ない取材対象者がガソダムの頭部だけ被ってたり、工房の人達の顔にも『ガ』って字を被せてたり、ナレーションがコミカル演出なので笑っちゃ駄目とは思わない。
ただ、笑い方にも色々あると思うのですがどうでしょう。
そんなに笑う事?って疑問に思った笑い方だったんです。
以前、某ファンタジー大作映画地上波初放映の翌日の昼休み、自分が全然理解できなかったという理由だけで「あんなつまらん駄作」と切り捨てた職場のひとに感じた、あの時の思いが胸に沸いた。
分からなくても全然いいんですけど。
でも一生懸命やってることが可笑しいのかな。
ぶっちゃけ対象がオタクだからなのかな。
人の笑いのツボって千差万別だから、わたしは別にこの男性タレントを非難するつもりはないです。
ただ、悲しくなっちゃっただけなんです。
自分が良いと思うものを理解してもらえない悲しみとか、他にも色々理由がある気がするけど、とにかく悲しかった。
理解する前に完全拒否された、みたいな感じかな…上手く表現出来ないです。
人の物差しというか、価値観の違いってホントに難しいなあ…と思った朝でした。